2016年

11月

01日

Symptom 20161101(№41)(お萩)

 

(3)

 

30代が終ろうとする頃から、タダノはその確固たる生き方に違和感を覚えるようになった。

 

初め、その違和感は乗車した列車の窓から一瞬、視界をかすめる看板のようなものだった。ちょっと疲れているのだろう。タダノはそう考えた。

 

しかし、休息をとったにもかかわらず、列車は徐々にスピードを落とし、その看板は読み取れる速さで視界を過ぎるようになった。タダノの歩みは時々つかえ始めた。

 

いつしか、その看板に目を奪われる事の方が多くなる。タダノは次にどう歩を進めようか迷うようになった。

 

ついにはその看板から目を離せなくなる。そしてタダノは完全に停止した。

 

「俺は一体、何をしているのだろう?」

 

 

 

2016年

11月

01日

魚眼「Just Another Day」更新のお知らせ(篠有里)

「美しい記憶 魚眼編」

 

2016/11/01 「街を歩く(魚眼)」 Life with Fish-Eye 6 更新。

キーワードは「Just Another Day」

自宅で撮った作品や日常系作品で構成した全33枚。

3DSお着替えソフトでちまちまとコーデばっかしてるわけじゃないというところを不特定多数に見せつけたい。

いやすいません、見てください。よろしくお願いします。

 

ギャラリーの更新は月一ペースで行きたいと思ってます。

次回はa520ギャラリーの予定です。

2016年

11月

02日

お着替えソフト道 ドリームガールプルミエ編7(篠有里)


今回はキャバ嬢コス大特集。

 

2016/11/01 「街を歩く(魚眼)」 Life with Fish-Eye 6 更新。

キーワードは「Just Another Day」

ゲームだけじゃなく写真も頑張ってます。こちらもよろしくお願いします。

 

前回のプレッピーコーデ全弾発射でしばらくプルミエ記事はお休みにしようかと思ったんですが、

手持ちの服が貯まって来た今、キャストもといキャバ嬢コスも前回より完成度が上がるかと思って

色々なコーデを試してみました。夜寝落ちしそうになりながら。

 

黒ギャル作成の時と同じように「キャバ嬢 ドレス」で画像検索、更に龍が如くのキャバ経営などを資料に

こんな感じか?とコーデした6態ですが…うーん、どうもお水感が出ないんだなー。

前もそう思ったけどどれも「パーティドレス着た人」に見えちゃう。難易度高いなキャバコス。

 

左:盛り髪を見て「これなららしく見えるか?」と思って作った初期の1枚。

右:ティアラはアリかなと思ってコーデしたんだけど花嫁さんっぽくなっちゃった。

プレッピー着エロは簡単にできるけど、ドレスでセクシーさを出すのは意外と難しい。

 

 


キャバドレスで画像検索してみたけど、ありとあらゆるタイプがあって「これだ!」みたいな答えが無い。

なので自分なりにそれっぽく見えるアイテムを選んでコーデしました。

 

カバンにクラッチバッグ系が無いのが残念。

 

左:ウエディングドレス系とポーズがかぶっちゃった…。

黒ギャル+アニマル柄でお水感を出そうと努力してみた。キャバ嬢というより普通の黒ギャルという気もする。

右:キャバドレスの画像検索結果があまりにも自由過ぎて、色々分かんなくなって迷走気味コーデ。

頭に花さえ付けてればいいだろ、みたいな出来に。

 

 


左:別にドレス系じゃなくてもスーツ系もアリかと思いコーデ。

しかしゲーム内アイテムに前ボタンがが閉まるぴっちり系ジャケットってのが無い。

プレッピー系ジャケットは前あき&大きめなんだよね。つかスーツ自体が無いんだ。

仕方ないんで黒ホルター+ミニスカート+アウターじゃなくトップス扱いのフェミニンジャケットで再現してみた。

右:花嫁感の無いティアラを買ったので色を統一してコーデしてみた。盛り髪からも離れて変形ツインテールに。

これが何となく一番「らしい」感じの出来になったと思うんですがどうでしょうか?

 

いやー、やってみたら結構難しいし奥が深いもんですね>キャバ嬢コス。

コーデの腕が上がったと思ってたけどまだまだのようです。お着替えソフト道の探求に終わり無し(そうなの!?)

2016年

11月

02日

「Just Another Day」より ピンク色の花魚眼(篠有里)

2016/11/01 「街を歩く(魚眼)」 Life with Fish-Eye 6 更新。

キーワードは「Just Another Day」

 

ピンク以外も混じってるけども。奥の方はオレンジ色だ。

この花の名前を思い出そうとしてるんだがどーしても思い出せない。ここまで出かかってるのに。

 

EOS-5D+魚眼レンズの重みで夏用カバンが天に召されました。

かごバッグには辛かったらしい>重み。

母曰く「今使ってる変な毛バッグ(黒)もいつか壊れるぞ」だそうです。言い返せない。

2016年

11月

03日

Symptom 20161103(№42)(お萩)

 

(4)

 

44年の人生を振り返ると、そこに何の価値も見いだせないことにタダノは気づいた。それどころか、そこには多くの「あるべきもの」が存在していないようにさえ思えた。

 

タダノは精一杯、惰性や誤魔化しに逆らって生きていきた。しかし実際は何も為されてはいなかったのだ。

 

状況が悪かったのか、周囲の人々に恵まれなかったのか、環境の所為なのか。違う。最もの原因は、タダノ自身の「無能さ」だった。タダノがどれほど懸命に生きたか、そんなことは何の意味もなさない。全ては、その「無能さ」により必然的に導かれた結果だった。

 

そのことを理解したとき、タダノは停止したその場所にずぶずぶと沈み始めた。それは、タダノが必死で抵抗してきた「日常」という名の泥沼だった。

 

事実は、44年の間、ただ、タダノ自身が消耗した、それだけだった。

 

タダノは人生に対する自分の哲学を、更新するときがきていた。

 

 

2016年

11月

04日

「Just Another Day」から外したワレモコウ魚眼(篠有里)

「多分ワレモコウ、おそらく、そんな気が」

 

2016/11/01 「街を歩く(魚眼)」 Life with Fish-Eye 6 更新。

キーワードは「Just Another Day」

 

家ん中で撮った日常系を中心にお散歩魚眼で構成したい、と考えてお花系と建物系を何枚か除外しました。

これはその内の1枚です。次の魚眼更新の時にコスモスやひまわりの写真と一緒に公開できたらと思ってます。

 

まぁでもお花系とゆーか植物系を除いたって言ってもエノコログサとかセイタカアワダチソウとか完全に

除外しきってるわけじゃないんですけどね…花ONLYでギャラリーを構成したい欲が中途半端に残ってる。

お花作品を集めるの、a520系ギャラリー「花を探す日曜日」の時に嫌ってほど苦労したのにさ。

 

お着替えソフト道の次回作は明後日になります。

ロリータ、ゴシック、和服、変形プレッピー等、色々コーデしまくった6枚です。お楽しみに。

2016年

11月

05日

Symptom 20161105 (№43)(お萩)

 

 

(5)

 

「俺的には一生懸命がんばってるつもりなんですけどね。どこまでやったってまだまだ全然ダメダメっすよ。仕事をこなす方法論?みたいなもの?それをゲットできればなあ、盗んでやりたいなあ、とか思ってんのよ。タダノちゃんみたくアンテナ高くして引き出しを増やしていきたいなあってさ。いろいろ教えてやってくださいよ。」

 

タダノは学生時代の友人に呼び出され、食事を共にしていた。タダノは何も答えなかった。ちら、とその友人はタダノの顔を見、目線は少し宙を泳いだあと行き場を失い、ついには今、フォークにまいていたスパゲッティに目を落とし、バツが悪そうにその続きに取りかかった。

 

タダノは彼の言葉の運用がひどく気に入らなかった。自信なさげな語尾上がりの口調は、タダノを苛出させた。さらに残念なことに、話しの内容はそれ以上にタダノの癪に触るものだった。

 

 

「お前は悩んでなんかいない。深く考えることさえしてない。傷つくことを恐れて逃げているだけだ。本当のことを知るのを恐れているだけだ。知るべきなんだ、お前は「無能だ」ということを。お前は特別なんかじゃない。お前も、お前の見下している他人と同じくらい、「無能」なんだよ。お前は目を逸らしている、お前が本当は何もできないのだということから。自分の「無能」を認めない限り、自分の「無価値」を認識しない限り、現状を変えることはできない。

 

自分の意見(表現)というものは、たとえそれが稚拙なものであっても、常に苦悩から生まれるという理由だけで祝福されるべきだ。お前は自分を出すことを恐れ、受け売りの情報にすがっている亡者だ。」

 

タダノは思った。

 

 

 

2016年

11月

06日

お着替えソフト道 ドリームガールプルミエ編8(篠有里)


プルミエ記事も8回目。書き終わるたびに「もうネタ無いや」と思うんですが、いつの間にかポートレート画像を

撮り貯めているんですよね…寝る前にちょこちょこプレイして。

 

今回はロリータ&ゴス、着物、変化球プレッピーの3種類コーデ対決です。

 

左:天使風ロリータ。アリス風とどっちか迷ったんですがこちらで。

今の私のカワイイを作る能力を結集させてコーデしてみました。

右:ゴシック風。ゴシックというカテゴリは無いんで正確には黒っぽいロリータ服と表現すべきでしょうか。

 

2016/11/01 「街を歩く(魚眼)」 Life with Fish-Eye 6 更新。

キーワードは「Just Another Day」

写真ギャラリーの方もよろしくお願いします。

 

 


左:正統派振り袖。最初に買った振り袖が黄色系。普通に赤とか買わないひねくれ者です。

仕事をこなせばパカスカお金が入ってくるゲームですが、さすがに振り袖系はそれなりのお値段。

右:着物ドレス。実際にこの手の変形着物を着てるの見るとイマイチ…と思うんですが、アバターが着てると

結構ありかもと思えてしまう。メイクと小物も正統派着こなしからちょっとズレた感じを狙いました。

 

 


普通のプレッピー(スクール)コーデじゃなく男装コスに挑戦。

スクールのアイテムん中に学ランがあるのを発見しちゃったもんで…こりゃもうやるしかないっしょ。

 

左:そして何故かスクールアイテムにある学ラン。色違いも売ってます。

右:自力でコーデしたブレザー風コス。もうちょっと制服っぽいパンツがあればよかったんだけどこれで精一杯。

最初はしっくり来なかったんだけど、ベルトを使ったらまとまった。ちょうどいい地味ベルトがあってよかった。

 

さて、次回はフェアリー・小悪魔・バイトコス等をお送りします。

 

次回があんのか。

2016年

11月

06日

食堂と弁当屋の周囲をうろつく(篠有里)

文字が並んでるとつい撮ってしまう。

この手の食堂はきっと中に入ってもメニューが壁一面に貼ってあるだろう。撮りたい。

 

つい肉々しい部分を撮ってしまいましたが、別の面には焼き肉の部位以外のことを書いてます。

焼き肉屋+食堂みたいな感じです。

 

 

弁当屋の横。チェーン店では無く地元の弁当屋。

お肉屋さんでもあるらしい。やはり入ったことは無い。

周囲を撮影でうろついたことは多々ある。

2016年

11月

07日

Symptom 20161107(№44)(お萩)

 

 

(6)

 

いや、俺だって何も分かっていないじゃないか。本当は俺にできることなんて何もないんだ。俺も所詮、一人の無能者ではないか。俺は救済者なんかじゃない。救われるべき哀れで惨めな、みすぼらしい魂は、俺そのものだ。考えてもみろ。俺に、何かができるわけがないじゃないか。自分で分かっているはずだ。そして実際に俺は、それでいいやと思っている。違うか?

 

遠くで犬が鳴いた。

 

そこは砂漠だった。一歩も進まなかった。タダノには進むことが正しいのかさえ分からなかった。歩くそばから足跡は消えた。どこから来たのか、どこへ行くのか、そして何のために来たのかも分からなくなっていた。

 

大層な理由なんてない。哲学じみた屁理屈をこねたいわけじゃない。ただもう、これ以上、俺は惨めな思いをするのは嫌なのだ。もう、何も降りたくない。もう、何も失いたくない。タダノの望んだものは、それだけだった。タダノはもう、ただ削り取られるだけの時間を過ごすことには耐えられなかった。

 

犬がニヤニヤ笑っている。何もできないよ。ずっとそのままだよ。だって何もしなくてもどうにかなるじゃない。何もできなくたっていいじゃない。無理するなよ。楽に生きろよ。ふふふ。

 

 

タダノの体に空いた穴を、乾いた風が吹き抜けた。

 

 

 

2016年

11月

08日

撮影再開ほぼ1周年と踏みしだくウサギ(篠有里)

Machi wo Aruku 1 より。

「踏みしだくウサギ」

 

小さな公園一面に落ち葉が散り積もり、かすかに湿ったその上を歩く感覚。

「自分しかこの世にはいないのかもしれない」と思う、いつわりの一瞬。

 

去年の10月末から撮影再開して、11月あたりにほぼ以前の感覚を取り戻した感じでした。

今年も同じ場所(市営住宅の中にある小さな公園)に行ってみたんですが、落ち葉がこのようにきれいに

積もってなかったですね。掃除してるのかもしれない。

 

めんどくせーとかやりたくねーとかぶつくさ文句言ってたヤツが今じゃEOS-5Dさん買って魚眼で撮影再開まで

してやがる。人間って変わるね。

 

記念にここで落ち葉を拾って帰ったんだが、壁に貼り付けておいたらいつの間にか乾燥してちぎれて落ちて

無くなってた…ちゃんと本にでも挟んでおけばよかった。

 

お着替えソフト道9は明後日更新予定です。

10回目を区切りにしようと思ってます。さすがにネタが尽きてきた。

2016年

11月

09日

お着替えソフト道 ドリームガールプルミエ編9(篠有里)


もうコスネタ無いよなあと思いつつ9回目に突入しました。

今回はお仕事系コス+妖精&小悪魔コスです。

プルミエ記事は明日の更新の予定でしたが萩氏の代打で早まりました。

 

左:メイドコス(ネコミミ&ニーソ)

萌え萌えきゅ~ん☆で食い物の中に何かのパワーを注入している最中です。

謎の呪文により分子を組み替えて味を変えているに違いない。気軽に人知を越えてるぞ!

ホワイトブリムが無かったんでネコミミメイドにしました。決して私の趣味ではありません。ええそうですとも。

右:ふつーのカフェ店員風コス。アイス梅昆布茶フラペチーノ入りましたー!

 

 


左:ギャルソンコス。制服カテゴリの中の男装アイテムその2。

手持ち小物にそれらしいアイテムがあればもっとらしくなるのに。カップ&ソーサーとかワイングラスとか。

右:お花屋さんコス。清純派な笑顔のその下でラフレシアからタケリタケ、珍宝閣まで何でもそろえてみせるぜ!

な、覚悟がにじみ出ている…のは妄想です。

 

 


前回の天使コスから思いついた妖精&小悪魔コス。

 

左:イエス!アイアム妖精!変なポーズも妖精ならOK!

右:翼というより悪魔風角カチューシャがあるから思いついたコス。

小悪魔というよりも普通にロック系コーデっぽいかも。

 

さて次回は地味プレッピー、水着、アリス関連コスをお送りします。

 

何のかんの言って次回もあるとか。

2016年

11月

09日

罪と警告色と電柱標識板な魚眼(篠有里)

隣の電柱標識板(黒と黄色のカバー)と同じ色合い>罪です。

もしかしてこれはコーディネートなのか。警告色の色彩的に(それは無い)。

 

今日明日は雪の予報が出てます。もうそろそろこっちは撮影に出られない時期になります。

雪ん時でも撮りに出りゃあいいじゃねぇかと思われるでしょうが、太陽のない季節の景色は正直つまらん。

太陽が出なくなると色彩が無くなります。曇った空と雪で構成される世界はほんとにモノクロームです。

雪景色がお好きな方もいるだろうから一方的につまらんと決めつけるのはダメか。

2016年

11月

10日

Symptom 20161110(№45)(お萩)

 

 

「どこを見ても個性個性個性、自己表現自己表現自己表現。

 

もう誰も彼も個性的でありたすぎるんだよ。

 

もうそういう誰かの自己表現を押しつけられるのはいい加減うんざり。もう十分。腹いっぱい。

 

そんでどいつもこいつも無理して必死に「自己表現」してるから、逆にどれもこれもどっかで見たようなもんばっかだ。無理して出すようなもんじゃないだろう、自己表現って?

 

だいたい何もそんなに無理して他人との違いを比べ合う必要ないんだよ。

 

頑張って特別になろうと思う必要なんてないんだって。

 

生物としても人間は生まれ落ちた時からすでに他人と違ってるんだし、経験を通してさらに多様な形になることで、もうすでに十分特別なんだから。

 

問題はその、自分の特殊性に気づくことができるかどうか、ってことだけだよ。」

 

 

 

2016年

11月

11日

アメフラシレスキューと美しい記憶魚眼編その2(篠有里)

「美しい記憶 魚眼編2」

 

魚眼はいくらでも(て言っても限度はありますが)被写体に寄れるんで、つい興味ある物に寄って中心に

写しがちになります。同じような写真になっちゃいかんなあと気をつけていますがついやっちゃう。

でも寄らないと中途半端な写真になっちゃうし。いくら使っても奥の深い事よ>魚眼。

 

つーわけで今回は引いて景色全体を写した作品を掲載します。

全く関係ありませんが「ぜんたい」と入力したら真っ先に「全タイ」って変換される私のATOKさんマジ煩悩。

 

 

過去銀塩作品から。

 

左上:個人的にすごく懐かしい作品が出てきました。

冬の海でしたがこの年は暖冬で雪が全く積もってない。いいなあ…。

隅の方で赤い服着たオバサンが何やらやってますが、これは母でやってるのは「アメフラシレスキュー」です。

アメフラシレスキュー=高波で浜に打ち上げられ半分干からびたアメフラシを棒で海に戻す活動。

これがまたたくさんいるんだわ。母はこの浜に打ち上げられたすべてのアメフラシを海に戻す勢いで作業

してましたね。その情熱がどこから来るかさっぱり分からんかったですが。

スカンパ(イタドリ)の枯れ枝を持って浜中駆け回ってアメフラシを海に戻してました。突き落とすとも言う。

 

アメフラシはもう死んでるんじゃねーかというくらい干からびてても海に戻すとすぐ動けるようになる。

そして「何すんだよ。海冷てーじゃねぇか。地上に戻ったる」みたいにまた岩を伝って浅瀬に戻ろうとします。

母はそれもめざとく見つけて棒で突き落とし…いえ海に戻してました。

 

一応母の名誉のために言っておきますが100%親切心からです>アメフラシレスキュー。

 

こうやって見ると過去の私は足が写り込むのあんま気にしてないな。

あんよだって作品の一部だぜ!みたいな気持ちだったんだろうか。

 

プルミエ記事10は明後日の更新予定です。

2016年

11月

12日

Symptom 20161112(№46)(お萩)

 

 

「強くならなければ、と思う。僕は今の弱い自分を許すことができない。

 

しかしそのことは、この弱い僕を支えてくれている世界と決別するということになるだろう。こんな僕でも受け入れてくれている愛すべきこの世界を去るのは、とてもつらいことになるかもしれない。

 

強い僕の見る世界は、弱い僕が見ている世界とだいぶ違うはずだ。新しい、慣れない世界に移動するのは、ひどく恐い。

 

そして僕は自分が何者なのか分からない。「強くなれ」という、いつ・どこで・誰から受けたのか分からない指令に縛られ、自分の弱さを攻めることをやめられないんだ。

 

しかしいったい何から?」

 

 

 

2016年

11月

13日

お着替えソフト道 ドリームガールプルミエ編10(篠有里)


プルミエ記事10回目はアリス&三月ウサギ、地味ッピー、水着でお送りします。

カワイイは作れる!とゆーわけで今回も作りまくりました。

 

左:アリス風コス。これは再現するの簡単でしたね。決まったイメージがありますから。

ロリータ系でコーデできるかと思ったらエプロンドレス系が無かったんで青のメイド服で代用しました。

右:いかがわしい感じになってしまった三月ウサギ。

そんな気はなかったのに、こうして見るとアウターの下に何も着てない人に見える…おお…なんてこったい。

 

 


地味なスクールコーデ。普通にありそうな制服系でまとめました。

 

しかし私は女子っ娘に眼鏡掛けさせたがるな…。

眼鏡っ娘率が高すぎる。スクール/プレッピー系が好きなテイストだからそうなりがちなんだけどね。

 

左:自力コーデ(スクール/プレッピー系アイテムを個々に組み合わせる方式)で作成。

中にベストかカーデ着せてもよかったかな。

右:制服として最初からまとまってるコーデ(これで1枚の服扱い)

その中でも色味が落ち着いた感じのをチョイス。そしてこういう時の靴下はニーソじゃなく足首丈。

 

 


水着二種。制服系ばっか取り扱ってて、水着コーデは披露したこと無かったなと思って。

水着も結構種類あるんですよね。それぞれのテイストごとに揃ってる。

ここではビキニを取り上げましたが、ワンピース系も充実してます。

 

左:実はセクシー系じゃなくフェミニン系水着。

肌の色のトーンを濃くして差を付けてみました。実は顔はゲーム中いつでも「エステ」という形で変更できます。

私は肌の色の変更以外で使いませんが(クリアまで同じ顔でプレイしたい)、初期設定で失敗してもいつでも

取り返しが付くのは親切設計だと思う。目の形輪郭唇眉等々全部変更可能です。

でもそれエステじゃない。整形や。

右:キュート&セクシー、そしてメガネ。これは一番白い肌色で設定してます。

 

プルミエ記事も今回でいったん終了とか言ってましたがあと1回おまけ編があります。

ゲームクリア前に見返す「アレなコーデ仕事再び」です。

2016年

11月

13日

今年最後のコスモス写真×2(篠有里)

a520魚眼それぞれでコスモス写真を掲載しましたが、また撮ったんで載せてみました。

今年こっちでは最後のコスモスだろうと思います。もう雪降るし。

 

手前に大きく茎が写り込むことなんて屁でも無いわ!みたいな構図。

 

 

コスモスは咲いた花の散らばり方が自然で、バランス良くて撮りやすい花だと思う。

花自体もきれいで葉っぱが邪魔にならないところがよい。

 

じゃ難しいのってどんな花よ?と言われれば…うーん、個人的にはアジサイでしょうか。

何枚も撮ったけど物になった写真が無いわ。私が花フォト下手くそなのもあるけど。

2016年

11月

14日

Symptom 20161114(№47)(お萩)

 

 

「そりゃみんな違う花を咲かすに決まってる。そもそもが「そういうもの」なのだ。(でも最近は遺伝子操作が可能になったから、「同じ花」というのも実際的には存在するのだろう。)我々には端から「個体差」が備わっている。誰も「誰とも同じではな」く、個体は全て「個性的」なのだ。



我々にはできる限り多く「自分の影響力」を残そうとする「圧」が常にかかっており、そのため他の個体よりもより「目立つ」必要がある。だが、「目立つ」場所で咲くのはとても難しい。「誰もが咲きたいと望む場所」は(個体差があるにもかかわらず)、非常によく似ている。且つ、その場所の広さは有限で、開花できる花の数は決まっている。オンリーワンだかなんだか知らないが、詰まるところ頑張って自分の「個体差」を他の個体よりも、より「目立た」せなければならない。「目立つ」ために高い競争率の場所を目指し、勝ち進まなければならないのだ。



しかしそれにしてもいったい何が受けるのか全然把握できない。努力したって負けるときは負けるし、怠けてても勝てるときには勝ってしまう。どうしてそれが受けてこっちが受けないのか、それがまったく分からない。自分探しなんて言うけども、本当に探すべきものが何かなんて、誰にも分からなのだろう。



結局、昨日はこっち、明日はそっちで、違う!とか、またかよ!なんて叫びながら、あがいて、あがいて、指から血流しながら自分の存在を掻き刻み、「血反吐吐くまでポエる」ことが我々の唯一の存在証明なのだろう。」



 そう思う長七郎であった。

 

 

2016年

11月

15日

秋の道ばたには普通にリンゴが落ちている(篠有里)

落ちてます(即答&真顔)

もっとボロボロ複数個落ちてるときもあります。

ツヤツヤときれいでキズが無くても誰も拾おうとはしません。

 

母情報では「八戸に住んでた時は道にサバが落ちてた。しかもいっぱい」とのこと。

丸々と太ってきれいなサバでもやはり誰も拾おうとはしなかったそうです。カラスのごちそうやー。

2016年

11月

16日

Symptom 20161116(№48)(お萩)

 

 

「今後の展開」

 

 

(1)

 痛いですがすぐに慣れます

 

 

(2)

 「結論から言いますとね、それはおかしいんじゃないか、と。」

 結論から言うのが奴の悪いところだ。何の話かさっぱり分からない。

 

 

(3)

 頑張れ頑張れ言ってねえでお前が頑張れ。

 

 

(4)

 尿意2016

 

 

(5)

 母親が出て行ってから週に3度、スーパーへ父親と食材の買い出しに行くことが日課に加わった。

 

 

(6)

 みんな死ねばいいと思ったけれどそれはムリな話なので、

 そうだそれなら自分が死ねばいいと思いついた。

 いやいやちょっと待て待て。 

 

 

(7)

 いろいろなことが決まってしまうのが怖かった。そうだよね?

 

 

(8)

 責任は絶えず発生する。戦線布告する大統領にも、片交(片側通行)の誘導員にも、

 給食のワゴン係にも。

 

 

(9)

 天気が良くてもクソは臭いし

 

 

(10)

 奴は中二で童貞を喪失したという強者だった。

 

 

(11)

 俺は高速道路をひた走りながら、親戚知人に残す遺言を考えていた。

 

 

(12)

 じゃあお前のバイクを盗んで、お前の家中のガラス割ってやろうか?

 

 

(13)

 もう戦うのは疲れたよ

 

 

(14)

 スーパーのゲームセンターのUFOキャッチャーのBGMは、

 

 スティングの「見つめていたい」だった。

 

 

(15)

 ねえセンセ、先生は自分が間違ってやっちゃったこととかって、自分でちゃんとわかっているの?

 

 

(16)

 じゃあお前ぇがやってみろや!

 

(17)

 その頃の僕には、何が良いことで何が悪いことなのか全然区別がつかなかった。

 

 

(18)

 ケツからクソが出るといっても感心されちまう。

 

 

2016年

11月

17日

お着替えソフト道 ドリームガールプルミエ編11(篠有里)


プルミエ記事延長戦。

今回はコス画像ではなく雑誌のモデル仕事画像です。

早く次の月に行きたい時なんかてきとーに仕事をこなしてしまったりします。

そしてごらんの有様だよ!状態に。

 

左:す…はだ…素肌?て…んし?素肌感からもっとも遠いメイクになってしまった。

黒ギャル風キャバ嬢コス状態そのままで仕事したからこんな感じに。メイクの変更めんどくさかったの…。

右:ゆる+スリムパンツって条件だったと思う。黒でまとめてしまったら「バーのママの休日」みたくなった。

こうなるとサイドテールもそのハイヒールもバーのママの普段着アイテムにしか見えなくなる。

 

 


左:このミリタリー調アウターは結構敷居が高い気がします…。

たとえ流行っても普段使いにできなさそうな。てか条件に合ってりゃいいとコーデした私が悪いんですが。

右:こんなにキメっキメで来たら彼ママドン引きじゃないでしょうか。

彼氏役の方の普段着感が彼女の方の気負った感をマシマシにしています。きっと重いなこの女、みたいな。

 

 


左:手間かかりまくってるだろその編み込み!

と思う、編み込みがいくつになってもできない女であった。図解を見てもこんがらがるー。

右:カラフルとかネオンカラーとかの指定があったんだと思う。そしてポップテイスト。

できあがったのは新手のピエロみたいな女子。これで街を歩けるのはかなりの剛の者じゃないと無理。

 

はい、これでプルミエ記事いったん終了です。

今までおつきあいありがとうございました。これからはP5の2周目に励むか、ガルモ3でミニチュアカメラを

ゲットするためポスター仕事に勤しむかどっちにかにします。

 

実はどっちもめんどくさい。

こんな時私はつい新しいゲームを買ってしまう。

2016年

11月

17日

落ち葉についてちょっと考える魚眼(篠有里)

落ち葉を秋の風情として見るかゴミとして見るか、二種類の人がいます。

 

ゴミにしか見えない人にとって落ち葉は邪魔なだけ。それを生産する街路樹なんて敵。

だから自分の家の前の街路樹を勝手にノコで切ってたりする。見たとき我が目を疑ったぞアレは。

いいのか?いや確実によくないだろそれは…。自分の木じゃないのに。

落葉樹じゃなくても勝手に切ってるとこみると木が嫌いなのかもしれない。緑は大事にしようぜみんな。

 

私?私は大好きです。落ち葉の上歩くのも、きれいな葉を選んで拾って帰るのも、写真に撮るのも。

今年は拾った葉をちゃんと紙で保護してから本に挟んでおいたよ。

壁に画鋲で貼り付けてたら乾燥してちぎれちゃったからな>去年。

2016年

11月

18日

Symptom 20161118(№49)(お萩)

 文章1
 
 
 ディーラーで車の整備を待っている間、2階のショールームでアイスコーヒーをすすりながら窓の外を眺めていた。実際、それは入れものといい(すかしの入ったグラスだった)、色といい、アイスコーヒー然としないアイスコーヒーで、僕は麦茶と勘違いしてしまい、どうして接客の彼女はミルクとガムシロップを置いていったのだろう、おそらく冬にホットコーヒーを出していたときの勘違いだろう、と思ったほどだった。そんなわけで、最初の一口は、麦茶の味を期待した舌にはひどく苦かった。
 
 2階は通りに面した側が全面ガラス張りになっていて(そこに新型車の名前なんかが宣伝で貼ってあったりするんだけども)、僕は通りの良く見える窓際の席に座っていた。部 屋にはカタログやらなにやらがきちんと整頓されていて、客も僕しかいなかった。太陽がこちらを向いていなかったのとエアコンが効きすぎているせいで、部屋はちょっと薄暗く冷たくて物寂しい感じがした。
 
 向かいのビルの屋上から窓のガラス掃除の男が、1本のロープをするりするりと器用につたって降りてきた(ビルは6階以上あって、一旦はロープがビルの途中から張り出していた街路灯に引っかかり、それを解くのに難儀していたけれども)。外は確実に30度以上はあるだろうという猛暑だったが、男は地上に着くと自分の掃除した窓を満足げに眺め、そしてタバコをふかした。
 
 僕はその一部始終をその2階のエアコンの効いた部屋で眺めていた。喧騒も暑さも感じないその部屋でじ っとそうしてると、まるで水槽の中をガラス越しに覗いているような気になった。ただ、地面から上る追い水だけが、意識の遠くにかすかにセミの声を想起させた。
 
 

2016年

11月

19日

今はかりそめの夢の跡地(篠有里)

夢中歩行14「桜の夢のかりそめ」を撮った場所に久々に行ってみたら空き地になってました…。

建物を取り壊しただけじゃなく、木も全部切っちゃった&伐根もバッチリ☆状態(多分)でした。

ここまで何も無くするとは。あんなにあった桜の木がもったいないのう。

 

 

秋色にキラキラ輝いてる>エノコログサ。

何にも無くなっちゃったんでしょんぼり気分で撮影から帰ってきた。

 

桜の木、どっかに移植されてればいいなあ。

金も手間もかかるから市(取り壊したのは市の建物)がその方法を採るかは微妙なとこだけど。

2016年

11月

20日

Symptom 20161120(№50)(お萩)

 

 

「文章16」(「ビートルズの新曲」)

 

 

 「おい!ビートルズの新しいアルバム、出たぞ!」

 

 南京錠でロックできるようになっている重くて物騒な2ー5の横引きドアが、ゴロロロロとうなり声を上げ、ドンッ!と反対側の壁にあたり、開いた。

 

 ドアが開くなりあべさまが顔を出してそう言う。

 

 「マジか!」と言って戸口に駆け寄る。教室にいた他の数人の男子も同じようにあべさまを見て、集まる。

 

 「昨日、姉ちゃんにまた新しいアルバムを借りてきてダビングしてもらった!」

 あべさまには少し年上の姉がおり、その姉はレンタルレコード屋の会員で、その上ステレオを持っていて、レコードの音源をカセットテープに落とすことができた(彼女はワム!のファンだったが)。

 

 ベビーブーム世代の俺たちは、何人かの年下の弟妹はいても、年上の兄姉がいることは稀だった。年上の兄姉のいる同級生達は、その当時の俺たちの憧れ、マイコン(MSX)、ちょっとエッチなアイドル雑誌、MTVが流れる深夜番組をダビングしたビデオ、おニャン子クラブファンクラブの会員証、自室用のテレビ、そしてレンタルレコード店の会員券とステレオなんかを(その兄弟が)持っていることが多かった。あべさまもそんな恵まれた兄姉を持つ人間の一人だった。

 

 もちろんビートルズはすでに解散していたし、ジョン・レノンに至ってはすでにこの世にいなかった。ジョン・レノンを好きすぎたジョン・レノンファンが自分がジョン・レノンだと思うようになり、ジョン・レノンを射殺した。

 

 それでも、年上の兄姉がいる友達が持ってきてくれるビートルズの「新曲」を、俺たちは夢中になって聞いた。

 

 プリーズ・プリーズ・ミーからはツイスト・アンド・シャウトを。マジカル・ミステリー・ツアーではストロベリー・フィールズ・フォーエバー。ホワイトアルバムではハピネス・イズ・ア・ウォーム・ガンを。ブラックバードを。

  

 俺は今でもまだ、あの頃のビートルズの「新曲」を聴いている。

 

 

2016年

11月

21日

ラブホ魚眼とゲームプレイが体に来るこの頃(篠有里)

ラブホ入口にて。

昼間だけどそれなりに人が入っていた。

 

昨日は1日中P5の2周目プレイをしてました。

お陰でなんか体中にダメージが来てます…タルタルよりもTVの中よりもパレス疲れる。

シャドウみたいにレベル差があったら敵逃げてくれればいいのにな…心ん中だからしゃーないのか…。

 

 

ラブホの外側にあった照明。

こんだけラブホのまわりをうろついてるの、私か不倫調査員片山由美くらいのもんだと思う。

 

固まった形のままで寝落ちしたんで右腕の血行が今も悪い気がする。

そして目が疲れてて今日はコンタクトが入らない。

 

はい、そこまでプレイしないで適度な休憩と節度を持って自己責任で(以下略)

2016年

11月

22日

Symptom 20161122(№51)(お萩)

 

 

「いつだって最高のものが思いつくわけじゃない。いつだってベストのものが書けるわけじゃない。何も思いつかなくて途方に暮れる時もある。

 

でも、何も書かないよりはマシだろう?

 

あの場所まで行くのに、その方法を、道順を、考えてばかりいてもしょうがない。実際に足を踏み出した方がどれほど着実に目的に近づうことができるだろうか。

 

そんなわけで考えてばかりいた僕はもう、考えることはやめて一歩、目的地に向かい足を踏み出し、現実的に前へ進むことにした。」

 

 

そうありたいと願う、長七郎であった。

 

 

2016年

11月

23日

秋空と団地と4階建て、そして上り下り(篠有里)

秋の日の団地歩き。

 

マンションと違ってエレベーターは無いのよね。

4階まで階段で上るのは結構大変じゃないかな…と思う、体力のない私であった。

 

中に侵入はしてません。私もまだ社会的体面が惜しい。見とがめられたりしたくない。

 

P5ガツガツプレイは体に悪い気がするのでちょっと控えます。

パレスを意地でも最短攻略して、残りの日数全部コープ活に使いたいと躍起になるのがいかんのじゃないのかと。

でもさ、普通だいたいそうするよね?ちんたらパレス(タルタルやTVの中も同様)攻略に日数かけないよね?

 

新しいメガネ作りに行った。

でもできあがるのは10日先。めんどくさい目ですいません。

2016年

11月

24日

Symptom 20161124(№52)(お萩)

 

 

ニーバーの祈り

 

 

OK、わかったよ。もう何でもとりあえず全部受け入れてやる。結局「どこで生きるか」ではなく、「そこでどう生きるか」ってことだろう?だから俺は今日も、ネクタイという首輪を巻き(笑)、泥水をすすりながらじっと俺の時間がくるのを待ってやる。(雌伏(反対語:雄飛)だな。)

 

俺よりひどい状況で、俺より一生懸命やっている奴らなんていくらでもいるんだ。自分では変えようがない状況は、ぐっと飲み込んで受け入れようじゃないか。それがいいとか悪いとかそう言うことではなく、とにかく「そうであるもの」として「受け入れ」よう。そうしたらもしかして、違う景色が見えるかもしれない。

 

しかし、もしかしてそれが自分で変えられそうな状況だったりするならば、変える勇気を持ちたい、変える努力をしたい、と思う。上手く行けば今よりいくらかは住みやすい世界になるかもしれない。

 

そしてもし、できることなら、現状が「受け入れるべき」ものなのか、それとも「変えるべき」ものなのか、それを判断できる「力」が欲しい。欲しいのです、神様。

 

 

 

2016年

11月

25日

外水道のタイル流し台 青&赤(篠有里)

「タイル流し台~青編」

 

銀塩時代から同じような写真が何枚もあるぞ>タイル流し台。

なんか撮らずにはいられないんだね。

でもこれだ!と思える作品にはなかなかならない。ギャラリーに掲載するぞ!みたいな感じにならないというか。

 

 

「タイル流し台~赤編」

 

青いのはよく見るけど赤もあるのか、と思って撮った。

手前下の方に水が溜まってるのかと思ったけど、よく見るとカラカラだ。真夏に撮ったし。

んで、この赤い色はあとから染まった色なんじゃないかと…赤い粉っぽい物質が気になる。

2016年

11月

26日

Symptom 2061126(№53)(お萩)

 
 
 
 
  君は今頃誰かを愛し、そうして生きているのだろう。
 
  僕も誰かのことを愛したり、そうやって生きてきた。
 
  でも、想うのは君のことばかりだ。
 
 
 君がいなくて、とてもさみしい。
 
 
 
 
  だんだん君と過ごした日々が遠ざかっていく。
 
  そしてだんだん君と過ごした日々を思い出せなくなっていく。
 
  君のことを考えたことや、君と話したこと、君とやったこととか、
 
 なんかそういうのが全て
 
 まぼろしであったかのような気持ちにさえなる。
 
 
 君がいなくて、とてもさみしい。
 
 

2016年

11月

27日

誰かに見られている…な古アパート魚眼(篠有里)

ちょっと不気味な古アパート。

一応人が入ってるらしい。上の階は使ってないっぽいけど。

プロパンのボンベがあるとこが人の入ってる部屋だと思う。

 

ドアの前に猫がいたんでうきうき寄っていったら、なんとなく扉の向こうに人の気配。

 

見られている…。

 

それにドアの横に手書きで「高圧電流流ス」とか書いてある。「勝手ニ入ルナ」とも。

流れてるわけないだろうけど怖い…それにやっぱり見られている…。

 

とゆーわけでこのアパートの前にはこれ以上近寄りません。すぐ引きました。

この猫はあきらめて他のこびニャンのとこに行きましたよん。

2016年

11月

28日

Symptom 20161128(№53)(お萩)

 

 

ハリキリ先生のハツラツ日記

 

「どーもー!ハリキリ先生です!!今年先生になったばっかりの、初任の高校の英語の先生だよっ!学校で起こったいろいろなことを書いていこうと思いますっ!!!

 

 僕は英語の授業を担当しているんだけど、今、「英語の授業は英語で行うべし」って言われてるんだよね。将来的に「英語でコミュニケーションを取れる高校生」を育成することが、今の高校英語教育に求められていることなんだっ。今日も英語英語で生徒に英語のシャワーを浴びせる授業を展開するぞ!」

 

「おはよう、ハリキリ先生」

 

「あ、おはようございます、タダノ先生!」

 

「ハリキリ先生は今日も元気ハツラツだね。ところで僕は最近、思うことがあるんだよ。「英語の勉強の目的」は「英語が意志疎通ができるようになること」なのだろうか、ってね。」

 

「えっ、でも文科省からはそういう方針が示されていますよね!?」

 

「僕は思うんだけど、英語に限らず全ての教科で生徒が体験すべきもの。それは「分かること」なんじゃないかな。僕の今までの経験からいうと、今の自分より少しでも「分かりたい」って思わない生徒はいなかったんだ。

 

 ちょっと話がそれるんだけど、人間は基本的に「よくなりたい」という欲求を持っている。これを学校の勉強でいえば「分かるようになりたい」って言い換えることができるんじゃないかと思うんだよ。

 

「知る」ことって最高の「快感」なんだよね。理解不能の混沌とした世界に一筋の光が射し、そこに「系」が生まれる。「わからないこと」が「分かる」ようになる、その体験こそが何より大事だと僕は思うんだ。

 

 生徒はまるで患者だ。「分からない」といって診察に来る。僕たち教師は、その生徒が「どこが分からないのか」、そしてそのつまずきを解消する「処方」を与える、そういう仕事なんじゃないかな。

 

 余談だけど、ただ浴びせるように英語で話しかけることで英語が話せるようになるんだったら、毎日昼間に韓流ドラマを見ているうちの妻は韓国語がペラッペラにならなきゃならないね、ハハハッ」

 

 

2016年

11月

29日

ホットスナック自販機と食堂メニュー魚眼(篠有里)

ホットスナック自販機。昼飯を食ったばかりじゃなければムラムラ来そうなラインナップ。

そのムラムラは食べたいと言うよりもこの手の自販機に対するムラムラかもしれん。

ずーっと昔にあったそばうどん自販機も萌えーであった。写真撮っておけばよかった。

 

 

お得な食堂メニュー。昼飯を食った(以下同文)

隣の自販機の横にメニュー表があったんで無意味にもらって来た。

そして更に無意味に自宅の冷蔵庫の横にマグネットで貼り付けてみた。なんか出前メニューみたくなった。

2016年

11月

30日

Symptom 20161130(№54)(お萩)

ハリキリ先生のオッス日記
「オーッス!ハリキリ先生でーす!!今日も(一部の)生徒と話し込んじゃってもう21時、学校閉まる時間になっちゃったぜ!!」
「おや、ハリキリ先生、お疲れさま。」
「あ、タダノ先生。こんな時間まで残っていらっしゃったのですか。」
「うん、教育課程委員会の資料の準備があったからね。教務は裏方だけど色々とやることが多くて大変だよ。生徒と直接にかかわることは少ないけど、学校を支える大事な仕事が多いからね。
 しかしハリキリ先生、生徒にモテモテだね。初任者はまず、生徒に関心を持ってもらわないとね。
 ところで初任者研修で他の学校の先生に会うと、「先生デビュー」している人も中にはいるんじゃないかい?
 「先生」になるような人って、高校時代に一生懸命頑張って教育大に入り、大学でも教員採用試験のために真面目に勉強してたっていう比較的地味な学生生活を送ってきた人って結構多いんだよね。
 にもかかわらず、そういう人がいざ「採用」となって現場に赴任すると、若くて元気で、新任ってだけで生徒にモテたりするのはよくあることなんだよね。
 敢えて厳しい言い方をすれば、決してその人の人間性が素晴らしいってわけじゃなく、生徒たちと年齢が近く、大きな仕事も任されていないから生徒と絡む暇もあり、新しくきた先生ってことで生徒の関心を引いてるってだけに過ぎないのにね。
 まあこれが言うなれば「高校デビュー」や「大学デビュー」ならぬ、「先生デビュー」みたいなものかな。
 経験も知識も情報もそれほど持ってなくて、周りのことが見えてないから、職員会議でも空気読めない傲慢な意見を言ったりするんだよね。逆になんで他の先生方は発言しないんだ!なんて憤ってみたりして。
 ハリキリ先生も先生になって、生徒からチヤホヤされて喜んでるだけじゃなく、具体的で貴重な情報を生徒に提供できるよう、一緒に頑張ろうね、ハッハッハッ」