2017年

1月

01日

盲目の時計職人6 更新のお知らせ2(お萩)



2016/12/27

TC-1ギャラリー「盲目の時計職人6」更新。

 

なんかすごい昭和感が出た‥。

 

過去分

盲目の時計職人1

盲目の時計職人2

盲目の時計職人3

盲目の時計職人4

盲目の時計職人5

2017年

1月

02日

ゆきのひとカナッペとお膳とそば(篠有里)

「ゆきのひ」

光ってるのが雪です。

ほんとはもっとぼたぼたと綿雪が降ってきてる状態。

 

あけましておめでとうございます。

明けたの昨日だけど。今年もよろしくお願いします。

 

えー、私の大晦日~正月は相変わらず食事の支度に追われてます。

口内炎は仕方ない、でも左手の小指の付け根がド紫になって腫れてるのは一体何故だ!?

多分雪かきとかしてっと、寒いからどっかに激しくぶつけても気がつかないんだと思う。

つかそれしか思い浮かばない。いつぶつけたんだろう…。

 

そして明けてからすぐ歩いて神社まで行ってお参りして、家族全員の分のおみくじ(自腹)を引いてきたというのに、

弟は地元の神社をバカにしてぺっと投げ捨ててました。むきー。

自分は氷川神社でお参りするからこんなんどーでもいいんだってさー。夜寒い中お参り行ってきたのに。

 

 

我が愛機任天堂DSのカメラで撮った大晦日の食事。

台所ではDS現役で大活躍!主にカメラとして!

 

カナッペ(私製作)

私の口には1つも入って無いんで味分からん。

うまいともまずいとも言われずただ消費されるだけの手の込んだオードブル…。

心の中で「虚無への供物」と呼んでいる。

うにマヨネーズ+ゆで卵+自家製いくらや自家製鳥ハム+自家製スパニッシュオムレツ等々、

色々目先を変えて作ってしまう業の深さよ。どうせ感想とか無いのに。

 

メインは鳥鍋でした。

鍋だとちょっと楽できる。

 

 

仏前に供えるお膳(母製作)

この手のはやっぱ母にお任せしてます。

 

 

年越しそば(9割母、1割私製作)です。

1割の部分って何よ?と言われそうですが、トッピングの鳥ハム(下の方にある)作ったのが私なので。

メイン工程はほとんど母です。

2017年

1月

03日

Symptom 20170103(№63)(お萩)

 

 

 異常潔癖症の俺は大学のとき食堂の米飯が食えなかった。だから注文するものはいつも麺類だった。潔癖症の人間にとって、麺類と丼類にいったい何の違いがあるのかという話は今回の主題ではないのでひとまず置いておく。食堂の麺類というと、そば・うどん・ラーメンなわけだが、若いときの俺はそばはあの独特なにおいが苦手だった。「そばくさい」のだ。ちなみにこの、「名詞+動詞(もしかすると形容動詞ですか?)」で「形容(動詞)詞」を作る方法は普段よく使われる。「塩からい」とか「サカナくさい」とか。この言語使用を過剰に拡大して使っている人がいた。「うわー、これ『レモンすっぱいー!』。」これが許されるのなら「ワサビからい」もありなのか、とその場で本人に問い詰めたところ、即答で「あり」だった。閑話休題。ラーメンは特に嫌いではなかったのだが、食べると必ず腹を壊して午後の授業に差し支えた。したがって、食堂で俺が食う飯はうどんであった。それも肉うどん。ネギは嫌いなので入れないように毎回頼んだのだが、昼時の注文が殺到しているとき、おばちゃんは時々俺の頼みを叶える暇がないときがあった。どう考えても「入れる」ほうが「入れない」よりも手間がかかるのに、なぜにおばちゃんはネギを入れてしまうのだろうか。その話は今回の主題ではないのでとりあえず置いておく。

 

 さて、いつもは「肉うどん」を頼む俺だったが、ときには「月見うどん」を頼んだり、「けつねうろん」を頼んだり、「ワカメ酒」頼んだりすることもあった。下ネタでごめん。そのうどんのレパートリーの中で、いつも不思議に思うメニューがあった。たいていのうどんは「~うどん」というように「うどん」の具が形容詞的に冠してあり、想像の範囲の「具」が「うどん」に入っているのだろうということは容易に推測できた。あ、そうでもないな。「月見」とか「けつね」はなにが入っているかわかりにくいよね。こうやって考えると意外とうどんの名前は雅ですな。まぁその辺も今回の話の主題ではないので端折る。

 

 で、ようするに一種類だけ、何が入っているのかわからないうどんのメニューがあった。俺は当時からガチガチの保守派で知られる男で、「新発売の梅マヨネーズ味チップス買って来たよ~」などとすぐに新製品に手を出し、しかもたいてい手痛い目(この場合は、不味いということ)にあう軽率な母親をひどく憎んでいたのだったが、簡単にいうと、よく知らないものに手をだいして後悔するよりは、新鮮味がなくてもだいたいなんとなくなぁなぁでわかるものを選ぶタイプなのです。

 

 しかしある日、授業が突然休講になり、次の時間まで中途半端な感じで時間が空いてしまい、しょうがないので食堂で友人と消費税の導入についての利点と不利益についてそれぞれ100個ずつブレーンストーミングをしていた。そのときふと、今まさにあのメニューを試してみたらいいんじゃないか、だって消費税が導入されたらちょっと値上がりしちゃうじゃん、という思考のブレークスルーが起こった。俺はすっくと立ち上がりルーチン化された食券購入のタスクにパラダイムシフトを引き起こしそのメニューの食券を購入った。調理場のおばちゃんに手渡し、待つこと数分。そこに現れたのは、うどん、だった。ただの、うどん、だった。俺は社会構造の変化によってやむなくブルーカラー的作業に従事している自分にはなんら罪のないおばさんに、できるかぎり不快感を与えないように聞いた。「あの、マダム?これ、一見うどん以外に何も入ってないんですけど、もしかするとちょっとした手違いで具を配置するのをうっかりわすれてしまった、そんなことってお互い人間だから起こり得ることですよね?」おばちゃんは食券を再度、見た。そして別に間違いはない、という顔をしてこちらを見返した。「単刀直入にいいますと、『かけ』はいったいこのうどんのどこに入ってらっしゃるんでしょうか」何をいってるんだという顔をするおばちゃん。「つまり僕の頼んだのはただのうどんじゃなくて『かけうどん』なんですが。」「だから、汁がかかってるじゃない。」「‥。」ビーと自動食器洗い機の音が沈黙を破る。おばちゃんは初めから我々のコミュニケーションなどそこにはまるで存在していなかったかのように、実に無機的にその無機的な食器洗い機の方へ移動した。

 

 この話を先日、ラーメンを食いながらガールフレンドに話したら、彼女もうどんにまつわるある数奇な体験をしていた。今年の春に大学生になった彼女の妹がバイトをすることになったらしい。奇しくも?うどん屋だ。真面目な彼女の妹は、家で姉であるガールフレンドを相手にうどん屋で注文をとるシミュレーションを(突然かつムリヤリ)始めた。「いらっしゃいませ。何名様ですか?はい、こちらへどうぞ。このお席でよろしいですか?えー注文を繰り返させていただきます(ガールフレンドには注文の選択権はなかった)。『すうどん』ですね。少々お待ちください。」「あのー、すいません。この『すうどん』って、どんなうどんなんですか?」「うどんに味付けとしてお酢が少々入っております。」

 

 

2017年

1月

04日

トモダチコレクション新生活6 フォトコン編(篠有里)

住人に使い捨てカメラをあげると写真を撮ってきてくれます。

住人の写真か芸術的な写真かを選べますが、どっちにしろタイトルセンスが明後日の方向を向いてて

頭クラクラします。

 

あ、ドクターリードがまるでのっぽさんみたいな服着てる。

変な服着せたままだった。

 

 


エントリーナンバー1

クリミナルマインドのドクターリードさんによる作品。

上司(ホッチ)のしあわせ風景を『街角の恐怖』と名付けるそのセンス。

そしてゲーム中ホッチの息子ジャックに対しての私の母の感想

「なんぼみったぐないわらしだば=なんてクソ可愛くないガキなんでしょう」

た、確かに可愛くないけどさ…でも顔の整ったキャラばっかりでプレイしてもおもしろくないから

生まれた子どもの顔はいじんないことにしてる。

名前は変えるよ?Miiの提案してくる名前はもはや人名じゃないから…。

 

 


エントリーナンバー2

スーパーナチュラルのディーンさんによる作品。

これまたクリマイ勢のしあわせ光景に対してあらぬ疑いを抱かせるような題名。

「その子の本当の父親は誰だい…?」みたいな展開が!(注:ありません)

 

 


エントリーナンバー3

クリミナルマインドのロッシ捜査官による作品。

きれーな花火の写真ですねー…って不愉快な予感なのかよ!

ロッシ捜査官ったらショウさん(POI)にふられまくって黒い気持ちになってるのかしら。

ちなみにショウさんはあっさりリースくんとくっつきました。

 

 


エントリーナンバー4

パーソンオブインタレストのファスコ刑事による作品。

関係ないですけど、部屋の中クリスマスムード満載ですねファスコ。

 

これまたホッチが被写体だ。手前で勝ち誇ってる(?)のはB'zの稲葉さんですね。

つか誰もほほえんでねー!

 

 


エントリーナンバー5

スーパーナチュラルの悪魔クラウリーによる作品。

イルカの悲しみについてはよう分かりません悪魔さん。

 

 


エントリーナンバー6

スーパーナチュラルのサムさんによる作品。

ホッチ(クリマイ)の息子ジャックが題材ですね。

「世界の中心でねずみに驚く」

とでも言いたいのかサム。

 

 


エントリーナンバー7

クリミナルマインドのホッチナー捜査官による作品。

たこ焼きを見つめるボビー(スパナチュ)がせつない。

でもシチュエーションがさっぱり分からない。

 

 

いかがでしたでしょうか。

他にもなんじゃこりゃな作品がいっぱいあります。

「爆発5秒前」「明日は来なかった」とか。何故かみんな後ろ向きなタイトルをつけたがる。

 

おまけ:製作途中(似ないから)のシャーロックが米の飯のあまりのうまさに地球を飛び立つの図。

大好物はごはんとみそ汁という生粋の和食党です。イギリス紳士なのに。

ごはん・みそ汁・おもち・いなり寿司・おでんなどを高く評価しています。イギリス紳士なのに。

 

でも相方のワトソンくん(これまた似ない)も、

いなり寿司・かす汁・たまご焼きというラインナップなので似たもの同士だ。

2017年

1月

05日

Symptom 20170105(№64)(お萩)

 

 

 夜中に顔を洗って、石鹸をぬぐって目を開けると洗面台の水が真っ赤になっていた。顔を洗う最中に鼻血が出たらしい。ビックリした。

 

 鼻をかんだあと、そのちり紙と洗濯するワイシャツを持ってゴミ箱経由で洗濯機に行ったら、洗濯物をゴミ箱に放り込んでしまった。ビックリした。

 

 雑誌を読んでいたら便意をもよおしたので、そのまま読みつつトイレに入り便器に座ったら便座が下りてなくて、激しく便器にはまって後ろに転んだ。ビックリした。

 

 風呂に入ろうとしたらシャンプーが切れていたので詰め替え用を洗面台の下から取り出し、詰め替えしてその空いた容器を捨てようと思ったらゴミ箱が一杯だったので、ゴミ袋を取り替えてシャンプーを元の場所に置こうと思ったらポンプ式のシャンプーだったので置いてあったところが汚れていたのでタワシでこすったら他のシャンプーの下も気になったので、よけて磨いていたら意外と壁面にも石鹸の飛沫跡があることに気づいてこすってたら、普段は浴槽を使わないのでそこも飛び散った水とかで汚れていたので磨いた。で、ふと気づいたら風呂に入る前だったので全裸だった。ビックリした。

 

 休日にワイシャツにアイロンをかけて、袖、前身、襟、背中ときたとき、その背中の絶対にありえないところに血痕がついていた。ビックリした。

 

 再び、夜中に顔を洗って、顔についた石鹸をタオルでぬぐって目を開けると洗面台にキリギリスがいた。ビックリした。

 

 

2017年

1月

06日

たのしいはつもうでの思い出魚眼(篠有里)

まぁ特に楽しくは無かったわけですが>超ぶっちゃけ。

 

疲れて寒くて眠くてしょーが無いところを帰省した弟(長男)がまるでやる気無いから私が初詣に行っただけです。

EOS-5Dさん+魚眼レンズと一緒ならそんな不満もちょっとは癒されるさハニーども。

何か面白いもんが撮れるかもしれないとゆー期待は不満に打ち勝つ力になる。

 

人出の多い神社の屋台。ここは並ばなきゃいけないんで参拝しなかった。

もちょっと歩いて先の方にある地元感丸出しの神社の方が好きさ。

お守りとか買おうとしても一生気づいてもらえないやる気の無さだけど…社務所の人…。

一応客(?)だぞ?気づいてプリーズ。

2017年

1月

07日

Symptom 20170107(№65)(お萩)

 

 

 筒になってしまえばいい。

 

 塩ビでできた筒に。

 

 一方の穴から、悲しいことも理不尽なことも、腹立たしいことも不合理なこともすべて突っ込み、もう一方の穴から何事もなかったかのように流してしまう、筒になってしまえばいい。

 

 熱くもなく、冷たくもない、塩ビで出来たただの筒になればいい。

 

 重さもなく、珍しくもない、塩ビの筒の振りをしていればいいんだ。

 

 

 

2017年

1月

08日

夜ほにゃほにゃ歩く魚眼(篠有里)

「真夜中のツルツル路面だよ」

 

ブラックアイスバーン+眠い寒い疲れた+多少の酒+右手にくくりつけたEOS-5Dさん+魚眼レンズ(重い)。

気をしっかり持って転ばないようにと心がけて歩いてました。

2017年

1月

09日

Symptom 20170109(№66)(お萩)

 

 

 そんなわけで引っ越しも無事に済んだのだが、3年ぶりの一人暮らしということで、結構いろいろなものを新しく買い揃えた。

 

 で、今、困っているというほどのことでもないのですが、うーんと思っていることは、時々こうして一人で日記を書いてたりメールを打ったりしていると、どこからともなくピピッと音がするんです。ん?と思って時計を見ると6時24分だった地、11時49分だったりする。

 

 これが7時とか8時とか、もしくはちょっとずれて1時58分とか、4時1分だったりすると、それはおそらくアラーム機能のついたものが時報を鳴らしているのだろうなぁ、もしくはちょっと時間がずれちゃってるんだろうなぁと推測でき、かつ発見・除去も可能なのですが、しかし今回は上記の意味不明な時間に、鳴る。不意に、鳴る。ちょっとビクッとします。

 

 おそらく何かのタイマーだろうと思い、先日調べてみたら、久しく使ってなかった「耳たぶにつける方式の目覚ましタイマー」が引っ越しのドサクサに紛れて物の下になり、そのスイッチが押されたり押されなかったりして鳴っていたようだった。

 

 というわけで、一つ除去して安心の異音処理班だったのですが、また最近、変なタイミングでピッと鳴る物がある。たまに結構早い間隔でピッ、と鳴ったりするので油断鳴らない。実はガス漏れ警報器だったりしたら困るので、早期解決に向け現在鋭意継続捜査中。

 

 

2017年

1月

10日

からっぽな無人販売所100円(篠有里)

「無人販売所100円」

 

野菜もそうだけど食料品全般高いっすね。

種類も無いし。ふつー以下のラインナップで高くてしかもまずい>野菜。

 

畑の横にあるこういった無人販売所にはたまに掘り出し物があったりするけど、冬になればもうやってない。

晩秋まではやってるとこあった。

大根が売ってたのを発見したときは「お、後で行ってみよう」と思って行ってみたらもう無かった…出遅れた。

2017年

1月

11日

Symptom 20170111(№67)(お萩)

 

 

 明け方、まだ外が暗いうちから私は目を覚まします。

 

 そして天井をにらんだまま明るくなるまで自分なんて糞みたいなもんだ、と考えます。訳もなく悲しくなります。自分は必要じゃないんじゃないかと思います。

 

 みんな死んでしまえばいい、そうすればこの苦しい世界もいくらかは住みやすくなる。そう思ったけどよく考えるとそれは無理な話なので、そうだそれなら自分が消えてしまえばいいんだと思いました。

 

「おいおいおい、待て待て待て。よく考えてみろ?」

 

 顔の上30㎝に自分と対面して浮かんでいる自分がそう突っ込む。

 

 

2017年

1月

12日

散歩の途中で犬に吠えかけられる(篠有里)

窓が息でくもる勢いでギャンギャン吠えてる>犬。

見た目はカワイイのに…。

 

 

こっちの子は吠えない。

でもカメラからは目をそらす。

気持ちは分かるぜ。

2017年

1月

14日

虹を見ていた12月(篠有里)

12月半ばでもこんな感じだった>12月。

さすがに寒に入った今はもうみんな真っ白になりましたが…1日2回の雪かきつらいです。

除雪車が来ない方が正直楽です。道路の雪削ったのを押しつけられるのが一番重いしむかつく。

2017年

1月

16日

晴れと曇りでゆきのひ×2(篠有里)

「ゴリラ雪中正座の刑」

 

まぁ寒に入ったからしょうがないという程度の寒さだと思う。こっちでは。

ゴリラ雪に埋まってないだけでもかなりの少雪傾向と言えるぞ。

 

 

「マジ降りの昼間」

 

塀のあたりの雪の量を見れば分かるけど、今年はまだこの程度。かなり楽。

つかよ、いちいち青森の積雪量に酸ヶ湯を引き合いに出してこなくていーっつーの。アホか。

山にどんだけ積もろうが意味ねー情報だろうが。バカじゃねーの。酸ヶ湯に県庁ねーよ。人いないよ。

何を印象づけたいの?スキーするべきだとか?

 

と、毎日天気予報を見るたび思ってます。

2017年

1月

17日

Symptom 20170117(№68)(お萩)

 

「或る、悩み」

 

 一緒に住みだして早1年。気心も知れ、お互いの仲も社会的に認知されつつあり、さてそろそろかという機運も内外ともに高まっている私たちです。お互いのことなら初体験の感想さえ話し合えるほどの仲なのですが、たった一つ、私には彼女に言えないことがあります。

 

 それは、薬味、なのです。具体的に言うと、私たちには「日曜の朝食は納豆」という暗黙の了解があるのですが、私は彼女の出してくれる納豆の薬味、それにこの1年間、一度も満足したことはないのです。

 

 もっと詳しく言いますと、薬味、まあそれはネギのことなんですが、まず、細かいことですが切り方が大まかなのです。細かいことの内容が大まかだというのも、なんとなく言っていて息苦しいところもあるのですが、まあそれはさておき、納豆の粒と同じくらいの大きさがあるのですよ、ネギが。

 

 本来、薬味というものは主役の食品の風味を増し、食欲をそそるために添えられる物。それが主役級の大きさというのはどうなのでしょうか。私は焼きソバも好きなのですが、それと同じくらい長い紅しょうが入っていたら、皆さん納得しますか?焼き魚につくあの、なんか長くて半分赤くて途中から白いすっぱいの(名前失念)がつくでしょう?あれが魚と同じくらい大きかったら、どう思いますか?

 

 さらに彼女はその大まかに切ったそれを、大量に、つまり納豆とほぼ同じ量、混入するのです。これに至っては朝食だけに噴飯ものです。焼きそばと同じ長さの紅しょうがが、焼きそばと同じ量、その中に入っていたら。うどんと同じ量の七味唐辛子が入っていたら。鶏の唐揚げと同じ量のパセリが(もう、やめます)。

 

 そしてさらに困ったことに、彼女は納豆に醤油を入れてからかき混ぜるのです、それでは粘りが出ないじゃあないか。無論、彼女の作る(?)納豆はさらさらっとしています。そんなにあっさりした物が食いたいんだったら、納豆なんか食うんじゃねえ、粘るのか、粘らねえのかハッキリしろ、と江戸っ子(といっても私は神奈川出身ですが)の私なんかは思っちゃうんです。これは、例によってまた焼きそばで悪いんですけど、鉄板で痛めるときに粉末ソースをかけるのか、それとも粉末ソースを予め、他所で麺と絡めてから鉄板上で焼くのか、といった違いに似ています。まあ焼きそばに関してはどちらでも気にならないのですが。

 

 

 最近ではわざと、早起きした振りをして、彼女より先に納豆を用意する、なんていうことをしています。でも、その次の週、彼女が私より早く起きて朝食を準備していたというのは、偶然の類いのものではないでしょう。しかし、私が心より望んでいるのは「おいしい納豆」ではないのです。

 

 

 問題は、これだけの深い付き合いで、将来は家族でサッカーチームが作れるくらい子供を作ろうね、なんて話している私たちが、この、納豆と薬味とその調理方法という些細なことを顔をつきあわせて話す機会を持てない、ということなのです。

 

 先週の土曜、夜が明ける前の深夜三時、トイレに行こうと思い目を覚ますと、「早起きしちゃった」と言って目の下に隈を作りながら、彼女が台所で朝食の準備をしていました。確か彼女は昨晩1:30まで深夜映画を見ていたはずです。

 

 最近では、土曜の夜になるとお互い相手に深酒を勧めるようになりました。

 

 私は今夜、明日の朝食に備え、夜半に夜食として明日の朝食用に準備してある納豆を食い(もちろん普段、夜食なんて食べません)、「いや~納豆食べちゃったよ~、ごめんごめん」と言って早朝、納豆を買いに走り、その流れで調理の係に回ろうか、と思案しております。

 

 私たちはついに、来るべきところまで来てしまったのではないではないかと思います。いったいどうしたらよいのでしょうか。

 

 さらに彼女は、実は、妊娠の兆しがあるようなのですが、そしてそれは私にとっても心から喜ばしいことなのですが、このこと(薬味のことです)で母体とおなかの赤ちゃんに何かよくない影響が出たりはしないでしょうか、心配です。

 

 

2017年

1月

18日

川沿いを歩いていた12月魚眼(篠有里)

まぁカマキリの卵を探していたわけですが>川沿い。

12月の末にこんな感じだったんで探せば見つかるかと…。

 

何でそんなん探してるかというと何度も書いてる通り、今年の冬の降雪量の目安にするためです。

結構当たるよ。少なくとも長期予報より確実。

 

カマタマは見つからなかったけどその代わりにカイツブリ見ました。かわいい。

近くにいるカルガモより明らかに小さいんで何だろうと思ってガン見してたらすごい勢いで水に潜られた。

そしてそのまま出てこなかった。多分水中を泳いで他んとこに逃げちゃったんだろうなあ…。

2017年

1月

19日

ただ炎を見ている魚眼+過去作品(篠有里)

「ただ炎を見ていた」

 

毎年「あ、しまった、燃やす物持って来なかった。忘れた」と思う。

そしてただ炎を見るのみ。

正直お参りにくるだけで精一杯なんだ。暮れから正月は他のことに頭が回らない状態です…。

 

 

過去銀塩作品神社系作品まとめ。

神社に撮影に行くのは昔から大好きだったんで結構作品数ある。

1人になれるし色々撮影する場所あるしおみくじ引けるしいいことだらけ>神社。

 

左下:神社に卵パック…お供えなんだろうか…?

しかも割れてる。蛇来そう。

2017年

1月

20日

赤い実と県営住宅と新しい長靴魚眼(篠有里)

「赤い実と県営住宅」

 

ナナカマドすな>赤い実。

大寒に入ったけどこの程度。今年は楽ったらない。

東北北海道を大雪で脅せなくなったんで今は西日本と関東を脅してますね。

平地でも積雪ガー!みたいな。

 

 

これが私のアルテマウェポンことニュー長靴です。

軽い・暖かい・歩きやすいの三拍子。

何で今までこれを買わなかったんだ…と後悔するほど具合いいぞ。捗る。

 

写真見てると白一色の世界で、めっさ雪積もってんじゃないかと思うだろうけど、

この程度など大寒なら屁でもないレベル。気温もちょうどいいくらい。

正直夏に歩くよりずーっと気分良く歩ける。暑くもなく寒くもないという感想。捗る(二回目)。

 

暑い方が私には辛い。

2017年

1月

22日

Symptom 20170122(№69)(お萩)

 

 

「なあなあ兄ちゃん?兄ちゃんって?」

 

 時間は午前10時になるところだった。僕は学校のある駅で電車を降りず、午前中の授業をサボるつもりで環状線に乗ったまま「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読み続けていた。午前中にはつまらない化学の授業があるのだ。

 

 一瞬、ツンとアルコールの臭いがしたかと思い、本から顔を上げる。

 

「そうそうオメエだよ、兄ちゃん?」

 

 明らかに酔っ払った老人がつり革をどうにか掴んで、電車の揺れにヨロヨロしながら立ってこちらを見ていた。

 

「あのよっ、オメエはよう?オメエは‥あー、源氏か?平家か?ん?」

 

 何言ってんだこの酒臭いじじは?平日の昼前だぞ、まだ?

 

「源氏か?平家か?ってんだよ、んー?」

 

 ああ面倒なタイプの酔っ払いだ、まいったなあ。なんだって?源氏に平家?何の話だ??でも答えないと余計にやっかいなことになりそうだ。しかしなんて答えればいいんだ?間違うとまたそれもまた面倒だな‥そうだ‥、

 

「えーと、おじさんはどちらなんですかあ?」

 

「‥んー、俺か‥?俺はそりゃあ、平家に決まってんじゃねえか、な?」

 

 知るかよ酔っ払い。なにちょっとうれしそうになってんだ。

 

「あああー、そうですよね。もちろん平家ですよねー。そりゃそうだ。あ、イヤね、ここだけの話ですが実は僕も平家なんですよ、恥ずかしながら!?」

 

「おおうー、そうかそうかー。兄ちゃんも平家か。そうだよな、平家だ、兄ちゃんは。平家って感じがするもんな。源氏の連中なんてそりゃろくでもねえ奴らばっかだ。読売巨人軍、あれなんて完全に源氏だもんな。ほんと、源氏の奴らはとんでもねえ連中ばっかりだあ」

 

「‥そ、そうですよね、ほんと源氏の人たちは困っちゃいますよね‥」

 

 酔っ払いはひとしきり「源氏」に分類した連中のことを罵倒した後、「ほれっ」と言ってジャッキーカルパスを一つ投げてよこし、ニッと笑った後、鼻歌交じりによろけながら隣の車両へと移っていった。

 

 多崎つくるは「ケミストリー?」と言っていた。

 

 

2017年

1月

23日

太陽と踏切と分かれ道魚眼+過去作品(篠有里)

 「太陽と踏切と分かれ道」

 

11月後半から撮ってもその後の処理をしてなかった(サボってた)んで写真が貯まりまくってます…。

魚眼もa520も両方画像入りフォルダ(未処理)がいっぱいです…ああ。

口内炎も治って気力が戻ってきたんでこれから頑張ります。ギャラリー更新もします。

 

多分。

 

 

過去銀塩作品まとめ。

 

左上:これ、線路だよね。こんな近いとこ汽車(電車を表す田舎語)通るんだよね?

かなり低かった記憶があります。

右上:植物系をこの手の構図で撮っちゃいがち。同じような作品多数。でもやっちゃう。

 

2017年

1月

24日

a520ギャラリー11更新準備中(篠有里)

11月後半からほんっと撮った写真の処理してなかった…今んなってやっとちまちま頑張ってやってます。

つか12月前半にa520ギャラリー更新予定だったんすが、「団地写真で1ギャラリー構成」という縛りを

己の中で勝手に決めたせいで余計身動き取れなくなっちゃったという。

 

で、処理してると「あ、こんなとこ行ってこんなん撮ってた」と再発見する。自分が撮ったちゅーのにおまえ。

 

 

「青空と解体中」

 

今は団地縛りをすっぱりあきらめ再構成し直しました。

晩秋までの作品でまとめて現在調整中です。近々公開できそうです。

2017年

1月

25日

ギャラリー11「reminiscence」更新(篠有里)

2017/01/25
「街を歩く」 Machi wo Aruku 11 更新。
キーワードは「reminiscence」

 

昨日作業中とか言ってたけど、思ったより早くまとまったんで今日更新しました。

なんか「reminiscence」っぽいと勝手に思って選んだ45枚です。

 

更新のお知らせっつってこの↑写真はギャラリーの中に入ってないわけですが。

まぁいいじゃないかそんな事もあるよ(開き直り)。

 

次の更新は魚眼生活の予定です。

さあ写真の処理の続きをするぞー(まだある)。

2017年

1月

26日

Symptom 20170126(№70)(お萩)

 

 

 遠くから「ゴーッ」というなり声が近寄ってきて、それに耳を澄ましていると、「チャリチャリチャリチャリ‥」という音が混じっているのを、雨戸を閉めて真っ暗にした部屋のベッドで真っ暗な天井を見上げながら聞いている。

 

 目が覚めたばかりのような、寝ているんだか起きてるんだかわからない頭で、ああ、除雪車が来たんだ、と思う。

 

 試しに「ああ、除雪車が来たんだ」と言ってみたら、「ああ、除雪車が来たんだ」と聞こえたので、なんだ、俺は起きてるんじゃないか、と思う。

 

 うなり声はそのうち「背景音(BGM)」になり、除雪車の車輪にかけられたチェーンが、チャリチャリチャリチャリ‥ときしむ音だけが、何か、大天使が福音をもたらすために天から雪雲を突き抜けて降りてきたような、そんな風に聞こえる。

 

 試しに「福音を‥」と言ってみたけど、何も聞こえなかったのでおそらく俺は夢の中にいるんだなあと思った。

 

 もちろん天使も福音も啓示も降りては来なかった。

 

 

2017年

1月

27日

「reminiscence」より団地光景1&4(篠有里)

「団地光景1」

 

2017/01/25
「街を歩く」 Machi wo Aruku 11 更新。
キーワードは「reminiscence」

 

「reminiscence」は団地系写真だけで構成しようと思ってたギャラリーなんでその手の写真が多めになってます。

一応枚数は集めたけど、同じような写真ばっかりになって地味な感じがして結局断念しました。

 

こちらは人が入ってる現役の建物。

 

 

「団地光景4」

 

こちらは今誰も入ってない方。

この写真はセピアにする設定とかじゃなく、こういう色のガラス(ポリカーボネート?)越しに撮った物です。

 

 

参考までに。

使わなかった方を見るとよく分かるかなーと。

 

雑草だらけの中を素足で突っ切るのでいつも蚊に刺されてた思い出。

そして足の甲の日焼け対策をしなかったせいで今でも靴のバッテン痕が取れない…。

2017年

1月

28日

「reminiscence」より植物系×2(篠有里)


左:うなだれたひまわり

右:枯れアジサイ

 

2017/01/25
「街を歩く」 Machi wo Aruku 11 更新。
キーワードは「reminiscence」

 

植物系は抜いて構成しました、と言ってたけど普通に入ってた>「reminiscence」

他のひまわりやダリア画像を抜いた(派手目な花写真)からそう思っていただけなのかも。

 

さて、来月は魚眼でギャラリー更新目指します。

そのためにもあとフォルダ2個分処理しなければ(まだやってない)。

2017年

1月

29日

神社で知り合い猫に会う日曜日(篠有里)

2017/01/25 更新。
「街を歩く」 Machi wo Aruku 11
キーワードは「reminiscence」

 

いつもは閉まってて穴からお賽銭を入れるしかない神社でも、

さすがに1月中は開いてて、おみくじも引けるようになってた。

おみくじ大好き人間としてはもちろん引くしかない。

お賽銭を入れて参拝してから引こう…と思ってたらいつもの鳴き声が。「んなぅ~」みたいな。

 

御志羅様の横からするっといつものブチ子(仮)が現れた。

久しぶりなのにお前本当に愛想いいな…。

 

この後、「もっと落ち着ける場所に行こうぜ」との如く私を先導してくれて、座った私の膝にのっすと乗ってきた。

ゴロゴロと気分良さそうに喉を鳴らし、愛用のカバン(撮影用)に爪を立てる。や、やめてー!

これ父の形見なんですー。

可愛いけど膝に載ると絶対どいてくれない。ぬくぬくと丸まって私で暖を取ってる。

 

撮影はほとんどできなかった。


2017年

1月

30日

Symptom 20160130(№71)(お萩)

 

 

 そもそも一人で住んでいるのに、ものがなくなるわけがない。しかし見つからないのだ。よりによってそれはツメキリ。ツメのさきっちょの白い部分は悪である、というのが俺の思想体系の中核をなしているわけだが、そんなめんどくさい哲学を背負っているおかげで俺はとにかく頻繁にツメを切る。しかし、ないのだ、ツメキリが。

 

 ダイニング兼書斎兼リビング兼男の隠れ場の、まぁ簡単にいうと居間のテーブルの上に、ない。大切なものはまとめて保管しておくようにと、海軍出身のおやじの言いつけを守り、通帳やら財布やら車の鍵やら腕時計やらはかろうじて床の上ではなくテーブルの上に散乱しているのだが、肝心のツメキリが、ない。財布や通帳は無事なので盗難というわけではないだろう。しかし、一人で住んでいて使う人間はまさに自分自身のみなのに、ないのだ。

 

 ホワイ?オーケーオーケー、まぁいいさ。なぁ、よく考えてみろよ。オマエはもう、30も過ぎたいい大人だ。今日はもう、そんなツメキリなんてちっぽけなもののことなんて忘れてぐっすりと眠り、明日、職場に行って同僚にいつもどおり明るく挨拶を交わしてから医務室へ行き、そこで備え付けを借り、気が済むまで、もうフカヅメするまでツメキリを堪能すればいいじゃないか。なぁ、そうだろ、ちょっとナーバスになってただけさ。オマエはスーパークールだ。と、鏡に映った自分を見つめながら先日感情をコントロールするセミナーで習った自己暗示を試してみたが、忘れよう忘れようとすればするほど親指のはじっこの、ツメがちょっと、カーブしている部分の白いところがもう、気になって気になってしょうがない。

 

 いや、ちょっとまてよ。男の身だしなみキットは確か、洗面所にまとめておいてあったはず。きっとツメキリもそこにあるに違いない。物は分類して保管しろ、これも海兵だったおやじの教えだ。俺も海軍に入ればよかった(うそ)。洗面所にはミミカキとケヌキとハナゲシザーズが、有事に備え整然と蛍光灯の明かりを反射させていた。冷静な質感のメタルボディが、確かにコイツらならいついかなる非常の事態に陥っても適切に俺の期待に答えてくれるだろうと確信させた。

 

 しかし問題はツメキリだよ。ツメキリはやはり、ない。ツメなんて最終的にはかじっちゃえばいいんだけど、うまくかじらないとまた別なところが気になるでっぱりになっちゃったりするんだよう。俺は、精神安定剤をいつもの倍、服用し、さらに併用を禁止されているアルコールをあおって意識を強制終了し、ベッドにもぐった。

 

 翌日、仕事が明けるとまっすぐにデパートへ向かった。男の隠れ家に相応しいツメキリを物色するためだ。紛失したツメキリというのも実は、宿泊の出張中にどうしても足の親指のはじっこのカーブしている部分が気になって、またそれがベッド上でポジションをかえるたびにシーツに引っかかってムキー!となるので、コンビニに駆け込んで買った、不細工ないかにもコンビニ然したツメキリだったのだ。せっかく新しいのを買うのだ。やはりブランデーを傾けて一日の疲れを癒しながら、悠然とツメをグルーミングする、そんな大人の時間を満足させてくれるタイプのものが、今の俺には相応しい。BGMはラウンド・ミッドナイト。マイルスクインテット。

 

 先日、そのダイニングの仕事机兼食事机に常備しているボックスティシューがなくなったので、新しいものと交換した。最近の箱ティッシュはつぶしやすくできてるからベンリやね、とか思ってカラになったほうのテッシュボックスを取り上げると、不相応に、重い。空のテッシュ箱というか、中にテッシュが詰まっていてもありえない質感の重さだ。不思議に思い、側面のタタミジョーズをべこりと押して箱を傾けると、失踪していたコンビニツメキリが中からいきおいよく滑り落ち、足の甲に直撃した。

 

 

2017年

1月

31日

カマタマを探して本体と出会う11月魚眼(篠有里)

カマキリの卵はねぇーがぁー(なまはげ調で)

冬の降雪量の目安になるカマキリの卵はねぇーg(以下略)

去年の11月の末に探してたら、本体がまだ健在だった思い出。暖かかったし冬遅かったからねぇ。

 

つか、こんなに真剣にカマタマ探してるの私だけだ。

 

もうちょっと寄りたいけど虫が怖いのでちょっと引けてる。

 

2017/01/25
「街を歩く」 Machi wo Aruku 11 更新。
キーワードは「reminiscence」

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