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2018年

11月

28日

(再々)Symptom 20171103(№102)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

つづき

たなかためのぶの中心を成しているものは幼児的な全能感だった。

たなかは、「何でも自分に関係がある」という奇妙な自己中心性に取り憑かれた人物だった。

実際、彼は何の話にでも首を突っ込んできた。たなかのもう一つの口癖は「なになになになに、何の話?」だった。

そうやって首を突っ込んできたにもかかわらず、しかしそこにいささかでも責任ややっかいごとが生じそうになると、「俺しらねっちゃ」といとも簡単にその件との関係を拒んだ。

たなかは全能感にあふれた人物だったが一方で、軽薄で無責任な男だった。

たなかの「自分より年若い者へに対する優越感」は単に、「先にそこにいた」という、考慮に値しないものに根付いていた。

この世において、なぜなら自分のほうが先に存在していたのだから、自分より遅く生まれた者はすべからく自分に「敬意を払うべき」だ。

彼は無自覚にであるがそう考えていた。そういう考え方の持ち主だったのだ。

彼には、彼の後に続く(そう「見える」だけであって、実際はそうではないのだが)無限の「教え子」たちが見えた。「教え子」たちが列を成して、彼を「先生、先生」と呼び親しんでいるのが見えた(もちろん、そう「見え」ているだけである)。

一方でたなかは、とにかく認めてほしかった。

無自覚ではあったが、彼は他人から認めてほしくて認めてほしくてどうしようもなかった。

もう何というか大まかに言えば、彼は他人から認めてもらえれば後の大抵のことはどうでもよかった。

とにかく認めてもらいたい、それだけだった。

そのことでたなか以外の人が認めてもらえなくなるような事が起ころうと、彼にはそんなことまったく関係がなかった。

とにかく自分が、認められたかった。

彼は言うなれば、とにかく「イイネ!」が欲しい、「うまいこと」が言いたい、承認欲求に飢えた愛情乞食だった。

たなかためのぶは、生まれて産声を上げるままに年老いた、イノセントな赤ん坊だった。

 

2018年

11月

21日

(再々)Symptom 20171101(№101)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 


「たなかためのぶ」の口癖は、「あ、あいつ俺教えた」だった。

別段、たなかの授業を選択して選んだわけでない、単にたまたま偶然振り分けられたに過ぎないクラスの生徒達を、彼はまとめて「教え子」と呼んだ。

いや、下手すると授業で教えてすらない、「ただ学校に在籍していた」というだけの生徒のことさえ、彼は「教え子」と呼ぶのを好んだ。

無自覚だったが、たなかはこの「教え子」いう言葉が大好きだったのだ。本当に好きで好きでしょうがなかった。

「教え子、教え子」と言う度にたなかは、得も言われぬ快感(主に優越感)を感じていた。たなかは61歳になる。

昨年定年退職し、今年、定年前と同じ職場で再任用された。再任用されたが、授業は今までと特に変化はない(「帳簿のつけ方はいつまでも変わんねからよ-?!」彼は商業の教員だった)。

授業のないいわゆる「空き時間」は、専ら写経をして過ごすが、もちろんそれは職務とはまったく関係ない。

定年になる2年前に進路部長になったのだが(そしてそれは田中が職場で就いたもっとも職責の高い地位だった)、進学推薦会議の時の資料で肝心の「評定平均値」の計算を間違い(その順位を元に推薦の優先順位を付ける、という会議である)、会議に居合わせた若手にさんざんなじられ、それが嫌で辞めてしまった。

最後の2年間、たなかは特に責任のある立場にも就かず、担任もせず、今まで使った教材をただ、順繰りに生徒に見せて、教員生活を終了した(でも会議では、存在感をアピールするために本筋から離れた「質問」とか「確認」とか、もうそれすらないときは「今まではこうだった」というのを一通りごねて、出席者達をうんざりさせた。それらは単に、会議の時間を長くしてるだけだった。)

「たなかためのぶ」の会話のパターンはいつも決まっていた。
1)他人が何かを話しているところに交じる。
2)主語を「私は」に置き換え、発言する。
3)会話を「私」(もしくは「私の教え子」)の話で乗っ取る。
たなかの会話を省略して書くと、「私が私が私が私が」、「いえいえ私は私は私は私は」、「いや私なんて私なんて私なんて」、「そんなそんな私だって私だって私だって」という具合である。

たなかは何の会話にでも首を突っ込んだが、自分ではそれが博学な印、人生経験豊富な証だと思っていた。

 

2018年

11月

15日

ミントっょぃとトモコレ今年の秋冬コレクション編(篠有里)

「野の花+α」

 

2018年10月21日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 8」更新。

 ※途中からCONTAX T3 にかえました。

 

「萩沢写真館」→「ポラロイド」→「Pola, Pola, Pola 4」追加。

 

野の花たちはいずれ左上んとこに見えてるミントに駆逐されるであろう…。

 

漬け物の次は雪囲いだ。あー腰が痛い。

宝くじは全然当たらない。昨日道で100円拾ったくらいかな>金運。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

 

 

ジョンさん今年の秋冬コレクションも飛ばしてます。

お面をかぶらされると誰が誰だか分からないよ。

 

 

女装させられる人々。

今回の被害者はキャス(スーパーナチュラル)と錦(龍如)ですね。

錦はカツラまでかぶらされています>大銀杏。

 

 

おまけ。写真集を発売する私Miiの図。

そんでリアル私も写真集出したよ!

 

Kindle写真集「Fragments」出版(篠有里)

魚眼作品をまとめた写真集です。

215円です。買ってね☆(←超懇願)

2018年

11月

10日

反逆のムニエルとトモコレ2018年宇宙の旅編(篠有里)

「逆らってムニエルにしてみた」

 

2018年10月21日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 8」更新。

 ※途中からCONTAX T3 にかえました。

 

「萩沢写真館」→「ポラロイド」→「Pola, Pola, Pola 4」追加。

 

Kindle写真集「Fragments」出版(篠有里)

魚眼作品をまとめた写真集です。

215円です。買ってね!(←超懇願)

 

漬物用の野菜(大根と赤カブ)が手に入ってしまった(?)ので漬け物漬けてました。

今回の大根は妙に太くて丈夫で、それはそれでいいんですが総重量31kgもあって扱いが大変だった。

私の仕事は「31kgに合わせた調味料の計算、用意」と「重しとタルを洗う」と「重い物を持つ」です。

あ、「大根の重さを量る」と「足りない材料を急いで買いに行く」もあったか。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

 

 

私はこの年齢になって母がUFO関係に興味があると初めて知った。

「アブダクションされたい」とか言ってた。しっかりするんだ!母よ!

 

ヒストリーチャンネルの「古代の宇宙人」の見過ぎだと思う。

 

 

おまけ。

 

Miitopiaにて。

妙に立ち姿が決まってるドクターリード(クリミナルマインド)。

吹雪の山で気分転換はちとハードでは。

 

 

おまけその2。

 

前後の画像が無いので状況がよく分からないがとにかく鷺沼さん(越境捜査)が怖い。

2018年

11月

03日

(再々)Symptom「ATGCさん」まとめ(お萩)

(写真:萩沢写真館

(彼女の名は、仮に「ATGCさん」としておく。)

(1)

「こんにちは、先生。はじめまして。わたし高校時代、「ATGCさん」と3年間同じクラスだったんですよ。」

山沿いのまだ雪の残る職場を後にし、4月、市内の新しい職場に移った。赴任して3日目の晩に行われた歓迎会の席上、知人どころか顔見知りすらいないその職場で、その時文字通り初めて声をかけられ話をした女性の同僚から出たのがその言葉だった。彼女が同時に名乗った彼女(達)の出身高校は、確かに「ATGCさん」が進んだのと同じ女子高の名前だった。

その名は、はるか昔に忘れてしまったものだった。忘れてはいたけれど、よもや忘れることなんてできるわけがないほど深く、長い間心に刺さっていた名前だった。 


(2)

まだ「男子は技術・女子は家庭科」と授業が分かれていた頃の話だ。男子は隣のクラスの男子と一緒に「技術」の授業を受け、女子は女子でやっぱり隣のクラスの女子と合同で「家庭科」の授業を受けていた。「技術」の時間になると俺たち偶数クラスの生徒は奇数クラスに移動し、その部屋の空いている座席に座って授業を受けたものだった。

ある日、ロータリーエンジンの<吸気圧縮膨張排気>の様子を教師ががなっているのを聞くともなしに(今ではロータリーエンジン自体が過去の遺物になってしまったが)ぼんやり机の上に置いた教科書を眺めていると、ふと、机に鉛筆で縦書きで「こんにちは」と書いてあるのを見つけた。授業に飽きていた俺は何の気なしに隣に「こんにちは」と書いた。

数日後、再び「技術」の授業があり、また男女別々にいつもと違うクラスに集まった(技術の授業で、一般教室で座学の授業があることはそれほど多くはなかったはずだが、なぜかその時期は連続して教室で授業があった。俺はベビーブームの子だったので、生徒数が多すぎて特別教室の数が足りず、一般の教室を使ったこともあったのだろうなと今では思う)。

机の落書きのことはすっかり忘れていた。

しかしやはり授業に飽きて、またぼんやり教科書に目を落とすと机には2つの「こんにちは」の落書き(ひとつは俺が書いたものだ)。そういえば、と思ってよく見るとそこには続きがあった。俺の書いた「こんにちは」に向かって矢印が伸び、「あなたはだれですか?」とそこには書いてあった。俺は当時心酔していた特撮
ヒーローの顔の絵を描き、「私だ!」とセリフを付け足した。

「(絵、)うまいね」「ありがとう」「数学難しいー」「暑いなー」

それから時々、机の上の落書きは増えたり減ったりしていたが、しかし授業が実習の段階になると(エンジンの断面図を木枠で作るという、当時はいったい何を、何のために作っているのか全く理解できない内容だった)、大概の授業は技術室で授業が行われるようになり、その「文通」は終わってしまった。そしてそんなことがあったことを俺はすっかり忘れてしまった。

そう言えば、と思って一度、隣のクラスの教卓の上にあった座席表で自分が座っているのが誰の席なのか見てみたことがあった。それは「ATGCさん」の席だった。 


(3)

「ATGCさん」と同じクラスになったのは中学2年の時だった。彼女は同じ部活(水泳部だった)の女子で、背泳の選手だった。痩せていて、真っ黒な髪をショートカットにした色白な少女だった(しかし背泳ぎのせいで、夏になると顔は真っ赤に日焼けてしていた)。幼い頃に外国に住んでいたことがあり、英語がひどく上手だった。成績がよく、歯列矯正をしていた。

俺は、いつからだったかとにかく彼女のことがもうとても好きで、本当に彼女と仲がよくなりたかったが、しかし俺はどうやったら好きな女の子と仲よくなれるのか、その方法を知らなかった。

その年、席替えで彼女と席が隣になったことが二度ある。一度目は夏休み前だった。その座席に座っている間、彼女と話したのはたった一度だった。


(3)’

再び彼女の隣の席になったのは冬休みが明けてからのことだった。水泳部はとっくにシーズンオフになっていたが、夏の大小の大会を乗り切ったおかげで俺は、初めて彼女の隣に座ったときよりも「ATGCさん」と大分マシなコミュニケーションを取れるようになっていた。(彼女は歯列矯正をしていたのでものを食べながらはあまり笑わなかったけれど、一緒の班で話をしながら食べるの給食は楽しかった。給食の後、彼女は必ず歯を磨いていた。)

しかし「やっかいな後輩」につきまとわれ始めたのもその頃だった。2月のバレンタインデーを前に、俺は部活動の「やっかいな後輩」に好かれてしまった。「やっかいな後輩」はバレンタインデーの日も毎時間、クラスに顔を出しては俺にプレゼントを持ってきたものだった。 


(3)’’

その日、俺は「やっかいな後輩」と出くわさないように休み時間はわざとらしく教室にいないようにした(「モテてるアピール」にもほどがあるが)。「ATGCさん」と話す機会はあまりなかった。

昼休みが終わって5時間目が始まった時、隣の席の「ATGCさん」からそっと、折ったノートの切れ端を渡された(それは定規で丁寧にノートから切り離されていた)。

「私のももらってくれないよね」

そこにはそう書いてあった。彼女の鉛筆書きの字はきれいだった。 


(4)

おしまいから話すと、俺はそれっきり「ATGCさん」と疎遠になってしまった。何が正解だったのか今でも分からない。ただ、俺の選んだ答えはどうやら間違いだったらしい。

手紙を彼女からもらって俺は本当にうれしかった。すぐに、俺は彼女に返事を書いた。ノートの端をきれいに切り取り、「くれ」と書いて折ったそれを彼女にそっと渡す。その日はそれから何も起こらなかった。次の日登校すると、粒チョコレートが入ったハート型のケースを包装紙でくるんだものが机の中に入っていた。それきりだった。彼女はそれ以来、口をきいてくれなかった。

2年生はあっという間に終わり、4月、3年生になって俺はATGCさんと違うクラスになった(その学年は1学年で階が違うほどたくさんのクラスがあった)。部活も引退し、彼女とは別の高校に進学したことでまったく音信不通になった。(もっともそれは俺が一方的に彼女に対してそう思っていただけのことで、彼女にとっては単に「クラス替えがあった」ぐらいのことでしかないということも十分考えられることであるけれども。


(5)

そういえばひとつ不思議な出来事があった。

3年になって部活動も引退し、高校受験をひかえたある日。同じ部活の友人に突然、こう言われたのだ。

「おいタダノ、お前やっぱりモテるなあ?!」あまりにも唐突だったし、そしてもちろん俺にはモテた覚えはまったくなかった。

彼が突然に話し出したのは部活動の最後の大会のときの事だった。(その年、彼女がなぜ泳ぐことがなかったのか、俺はそのわけを未だに知らない)。その日、俺はその大会の自分の最後の種目、平泳ぎの200mの予選に臨むために飛び込み台の上にいた。

俺の名前がコールされると、

「ほら、わっさん、タダノ君が泳ぐよ!応援しなきゃ!!」

と、観覧席にいた彼女の友達の女子部員達が「ATGCさん」を囃したらしい(「ATGCさん」は普段、友達に「わっさん」と呼ばれていた)。それをたまたま同じく応援席でタイムを計っていた友人が耳にしたのだった。

先日、何年かぶりにその友人に会う機会があり、あらためてそんな事があったかどうか彼に聞いてみた。友人はそのことを全く覚えていないという。「すまん、タダノ。申し訳ないんだけど全く何も覚えていないんだ。すまん。」


(6)

断っておけば、俺たちはけっしてキラキラ輝くノスタルジックな思春期を送ったわけではない。懸命に歩行訓練をしているリハビリ中の老人を、屋上のプールから「じじい!」と大声で罵ったり、ジョギングと称しては部活中に近所の荒れ寺へ行き、山門のカゲで落ちているエロ本を回し読みしていたりしていた、どうしようもない薄汚いただのクソガキどもだった。

しかし俺は、確かにクソガキだったけれども、ただ心から知りたいと思うのだ。すさまじい数の過去形の疑問文の答えを。過ぎた日の出来事を全貌を。彼女との思い出の、その本当の姿を。

技術家庭の時間の机での「文通」相手は誰だったのか。あの日、机の中にあったものは一体、誰が何を考えてそこに置いたのだろうか。彼女はなぜ、俺と話すことを止めてしまったのだろうか。部活動の友人から聞いた、「最後の大会の光景」の記憶は、いったい何物なのだろうか。彼女からもらった手紙の正解は、いったい何だったのか。

そして、ここには書かなかった、図書委員会のアンケートの「いえいえ」のことを。彼女に渡したバラの花の思い出とオルゴールのことを。

新しい場所、新しい同僚、新しい生徒達。何もかも新しい職場にやって来て俺は、再び「ATGCさん」の名前を聞いた。彼女は予想もつかないところから30年ぶりにやって来て、そして俺はというと何というかそういう彼女に関する一編のことをわーっと思い出していた。「なぜそんなことを?なぜ今になって?」

俺はずっと長いこと彼女のことを、まさに何度も夢に見てしまうほど、そして彼女のことを考え時間が過ぎてしまう程、とても彼女が好きだった。そんな時期がやって来ては去り、去ってはやって来るということを繰り返していたんだけれども、しかしもはや30年前のあのとき、中学生だった俺たちに何が起こったのかを知る者なんて誰もいないんだろう。時は不可逆である。このことを深く胸に刻み、疑問を抱えて今日を生きるしかない。それっていうのは結局、まったく見知らぬ場所で突然、よく見知った名前を耳にしたり、ある日急に、お互いを想い合っていると考えていた人と音信不通になってしまったり、あったと証言した友達がそのことをまったく覚えていなかったりするような、そんなようなことなのだろう。  

 

2018年

10月

30日

(再)更新と出版のお知らせ(お萩&篠有里)

(写真:萩沢写真館

更新&出版のお知らせ(再)ナリー。

 

 2018年10月21日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 8」更新。丹生!

 ※途中からCONTAX T3 にかえました。

 

「萩沢写真館」→「ポラロイド」→「Pola, Pola, Pola 4」追加。

 

Kindle写真集「Fragments」出版(篠有里)

魚眼作品をまとめた写真集です。

215円です。買ってね!(←懇願)

 

2018年

10月

25日

更新と出版のお知らせ(お萩&篠有里)


(写真:萩沢写真館

 

 2018年10月21日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 8」更新。丹生!

 ※途中からCONTAX T3 にかえました。

 

「萩沢写真館」→「ポラロイド」→「Pola, Pola, Pola 4」追加。

 

Kindle写真集「Fragments」出版(篠有里)

魚眼作品をまとめた写真集です。

215円です。買ってね!(←懇願)

 

2018年

10月

24日

Symptom 20181024(№107)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

 

U字型枕に押しつけた顔に、敷かれたペーパータオルがひっついている感じがする。
風邪気味のせいか鼻水が延々とあふれてきて、うつぶせの姿勢はつらい。
あれ?この格好ってうつぶせだっけ?あおむけだっけ?時々違いがわからなくなる。
いつもは肘を曲げて腕を寝台の上にのせているが、この頃は肩が上がらなくてだらりと床に向かって腕を垂らしている。
ジャージのフロントジッパーが痛い。この頃、大したことない痛みに敏感になっている。ちょっと疲れているのかもしれない。
まいったな、鼻水が止まらない。ペーパータオルは顔にひっついたままだった。
つぶった目の裏には延々と曼荼羅のイメージが繰り返される。

カーテンの向こうで他の患者と整体師が小声で話している。患者の自分自身の体調に関する重大な告白が行われているようだが、何を言っているのかまではわからない、まあ別に知りたくもないが。
うわんうわんうわんという低周波治療器の音。これって本当に効くのかな。いつも思う。

ラジオからは単に耳障りがよいだけの言葉が羅列された、ただただ小気味よいこと以外に特徴のない軽薄な曲がかっている。そんな曲をかけるのは決まって佐藤竹善だし、かかっているのも大概そいつの曲だ。そうに決まってる。少ねえ語彙の中身がからっぽな恋愛歌が、まるでこの世が終わるまで続くんじゃないかと思えるほど延々と流れ続け、大して面白くもねえ仲間同士の内輪のエピソード(そんなもんラジオで流すなよ)を、竹善はべらべらべらべらと得意気に喋り続ける。「長年音楽やっててー」、「シンガーソングライターっていうのは-」‥「は~い、トークしてるパーソナリティが通りますよ~」地獄のミサワかっつーの。誰が興味あんだよ、そんな話?

中古車屋のCMと「カードローンの過払い金請求、まだ間に合います」が流れる。時報の前はいつもそうだ。

一昔前のファミレスでウエイトレスを呼ぶベルのような音がしてハッとする。背中をポンポンたたかれる。「じゃあほぐしていきますね~」あれ?俺は今、眠っていたのか?

千崎先生は今日も棘上筋を責める。

 

2018年

10月

22日

Symptom 20181022(№106)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

「だいたいよう、自習監督なんかいらねえんだって」


まだ5時前だったが空はすでに薄暗く、今開いたばかりの天井の高い食堂は人影もまばらで、なんとなく冷え冷えしていた。

丸パンに蜂蜜をつけ、薄い野菜スープを飲みながら、副菜のグリーンサラダをぽそぽそと食べた。

ここでは何物も薄味だ。

 

「うちの学校は時間割変更とかやってねえんだから」

 

まるで苦い茶でもすするように吉住はその薄いスープをすすった。

 

「自習に対応はできねーの。だから自習にしなきゃない日は休講なんだよ、休講。」

 

高校生向けの給食がこんなに薄味で、はたして彼らは満足するのだろうか、とぼんやり思った。

 

「まあよ、課題が難しすぎっときは俺が2時間話ししてやっからよ、わはは」

 

パンの日はハズレだ。最後の授業が終わる前までに必ず腹が減る。逆に麺の日は多すぎる。

全部食い切れたためしがない。

 

2018年

10月

20日

耐震性を考える秋とMiitopiaイケメンマン編(篠有里)

「よく見かけるブロック倉庫」

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

ブロックでできた倉庫はここいらでは結構あります。

てかブロックどころか側溝でできた倉庫もあるけど。

壁が可変側溝でできてた…あれ地震起きたら崩れそうなんだけどだいじょぶなもんかね?

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

残りのエアプランツは元気です。水やりを控えて窓辺(直接光は当てない)に置いてます。

 

 

Miitopiaちょこちょこプレイ中。

ゲーム中でモーガン(クリミナルマインド)に鍛えられゴリラプロテインセットをもらう私Mii。

オッスオッスモーガンパイセンアリガトーゴザマース!

 

 

ゴリラプロテインで強化された我がパーティは強敵も恐れはしない。

たとえ変な人面画だとしても。人物画ではないところがミソだ。

 

 

城戸は分かるが君は誰なんだね>謎の自称イケメン。

 

 

おまけ。

 

訳の分からない名画やイケメンと戦ってるその頃、龍司(龍如2)がちまちまコマ撮りアニメを作成していた。

その辺の石ころという投げやりな配役がステキだと思う。

2018年

10月

13日

水筒を持ち歩くヤツとトモコレカブトムシ相撲編(篠有里)

「持ち歩く方がお得なのか、手軽に買えばいいのか」

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

こうしてどこでも好きな飲み物を買えるというのに、最近水筒を持ち歩いてます。中身はふつーの緑茶。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

チランジアバラバラ事件が起こってからエアプランツの水やりめっさ慎重になってます。

乾き具合も細かくチェックしてる。もうあんな事は起こしたくないよう。

 

 

これだけ長くプレイしてても初めて見るMiiニュースがある。

今年は「焼きなすビーチ」とこの「カブトムシ相撲」とまだここで紹介してない「熊と遭遇」のニュースですね。

 

 

スペンス(クリマイドクターリードの息子)と誰かが戦ってるけど、後ろ姿の方のMiiが特定できないなあ。

この髪型のMiiが何人かいるからです。なぜか祖母Miiの息子や孫に多いです。

 

 

クワガタに乗って登場するヤツはおらんのか…と思ってたら、

 

 

そうだね…カブトムシつるつるしてるよね…でもまだ持つところ(小さい方の角)あるだけマシだよね。

クワガタはもっと乗りづらそうな気がするもん…てか泣くなよスペンス。

 

 

柏木さんもスペンスのコメントに切なさを感じています。

 

 

おまけ。

 

Miitopiaにて。

父Miiが誰かの会話を聞いていた。

前後の画像が無くて状況が分からないところが怖いぞとーちゃん!

2018年

10月

11日

(再々)Symptom 20171009(№92)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

キーンというか細い耳鳴りはいつしか、ゴウという地鳴りに変わっていた。撮影シークエンス中、磁場コイルはローレンツ力によって振動し、大きな騒音を発する。その音は検査室内にいる人間が聴力保護具の着用が必要になるほどで、特に撮影が頭部に及ぶ際、被験者は耳栓の使用が薦められる(by ウィキペディア)。
ぶっ倒れて二度目に運ばれたとき、俺はなぜかこの耳栓を付け忘れられたみたいだった。そのせいで俺は、すさまじい圧迫感の冗談みたいにでかい装置に縛られたまま、その機械の発する轟々というケミカルな振動音に耐えるため、目をがっちり閉じ、奥歯をかみしめ、身を固くして冷たい診察台の上に何分も横になっていなくちゃならなかった。


それ以来だろう俺は、遠くからこっちへ向かってダンプや四駆が近づいてきた時とか、振動すら感じないほどの微かな余震の時なんかに聞こえるゴゴゴという地鳴り音に、異常に恐怖を感じるようになった。もうそれはなんというか、逃げられない恐怖との闘いだった。生まれたからには避けられない、根源的な恐怖との対面であった。心臓をじかに、冷たい手で触られたような恐怖だった。

 

2018年

10月

04日

玉石とメッセージ魚眼とトモコレ腰ミノ万歳編(篠有里)

「玉石と壁に書かれた謎メッセージ」

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

そろそろギャラリー8も公開できるかもしれませんとのこと>萩氏。

 

訳あって過去魚眼写真を整理してるのですが、フォルダが40以上あって、中には平均で36枚くらい入ってる。

今やっと半分程度チェックしたけど先は長そう。見返してみると新たな発見があってそれは楽しいけど。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

チランジアバラバラ事件が起きてしまった…ブルー…めっさブルー。

 

 

おまけ。

 

また売れっ子デザイナーのジョンさんによる暴挙が。

私Miiが日本髪(白髪バージョン)+腰ミノという訳の分からんコーデさせられてる。

和でも洋でもない、新たなるコーディネートなのか…つかすげぇ変。

2018年

9月

27日

(再々)Symptom 20171007(№91)(お萩)

(写真:萩沢写真館)

 


午後から始まるひよりの学校には、夜の授業の前に給食の時間があった。
 

監獄っていうのはこんなところかな、おかずの鮭のフライを箸でつつきながらひよりは思った。
 

色とりどりの違った外見をした連中が(服装規定のないひよりの学校は、競うように「学校」には似つかわしくない
格好をした学生たちであふれていた)皆で同じ味をした、同じカロリーの飯を熱心に食べている(その中には教師も生徒もいた)。
 

いやそれとも家畜?
 

ひじきの入った味付けご飯(それはひよりがこの学校の生徒になって、生まれて初めて食べたメニューだった)を

 
掻き込みながらそんなことを想像し、彼女は誰にも分からないぐらいほんのちょっとだけ笑うために唇をゆがめた。

 

2018年

9月

20日

葉っぱ物育成とトモコレ謎の焼きなすビーチ編(篠有里)

「草刈り後の畑周辺」

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

母が深めのプランター(野菜用)で白菜を栽培し始めました。

うち、庭木がなんかの蛾の幼虫のせい(多分)で穴だらけなのに葉っぱ物を育てるとは…。

虫除けネットで全部鉢を覆ってるので今んとこ虫に食べられたりはしていません。

ちゃんと白菜らしく結球できるかな?葉っぱが増えないと結球できないらしいけど。

 

5月に植えた里芋はまだ収穫してません。というかイモができているのかどうかすら不明です。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

 

 

見た瞬間「焼きなすビーチって何よ?」としか思えなかった。

 

 

そうか…焼きなすビーチっていうのは焼きなすの香り漂うビーチの事なのね…ってまんまやないか。

 

焼きなす焼くときなすに切れ目入れないと爆発するぞう。

結構な勢いで爆発するのでびっくりするぞう。

 

 

おまけ。

 

二連続バナナ差し入れ>ミルナー。

こうやって男心をつかむのですね(違)

2018年

9月

17日

(再々)Symptom 20171003(№90)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 


隣で眠る女の頭を抱きながら、ああ自分は完全にひとりなのだなと思った。自分を愛する女がこんなに近くで寝ているというのに、俺の孤独感は全く充足する様子を見せない。この女には俺の埋まらない孤独なんて露程の価値もないのだろうな。ぐっすり眠る女の重みを感じながらそう考える。その重みがより一層、俺がひとりであるという事実を際立たせる。


結局、人の考えていることなんて完全には分からない。「ポジティブに、ポジティブに」なんて言われることがあるけれど、ポジティブであることにどれだけ意義があるのだろう。人は喜んだり悲しんだりし、日々移り変わる事物を生きている。悲しんでいる(苦しんでいる)他人の気持ちも分からずにいつ何時もポジティブであれなんて、どうかしていないかい?ネガティブだからこそ避け得る事もたくさんある。疲れた体に無理を押してまでポジティブに頑張る必要はあるのだろうか。ポジティブを強いてコンディションを崩すなんて本末転倒だ。それならネガティブに家で寝ていた方がマシだろう?


遷ろう思考を辿り、今日の自分はポジティブでいれたかネガティブでいれたか思い出しては、ぼんやり天井を眺めている。時計はまた、3:33だった。

 

2018年

9月

11日

電柱&電線とトモコレ夏フェスではしゃいでる編(篠有里)

「晴れているけど薄暗い日」

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

葬儀の時に黒のパンプスをはいたんすが、これがまた新手の拷問具のように足に痛い。

つか足も太ったのか!?と思うくらいつま先が痛い。前はいた時こんなに痛かっただろうか。

ヒールはそんなに高くないが細めで、これ以上はないほどグレーチングの網目にぴったりサイズです。

お陰で3回くらいグレーチングにはまり、ついでに側溝の蓋の穴にもはまり、ヒールがズル剥け状態に。

 

4回もはまるなという気もします。

でも斎場の周囲、妙にグレーチングが多くて…そこ歩かないと入れない、みたいな作りになってんだもん…。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

 

 

祖母は先日他界しましたが、トモコレの中では相変わらず楽しそうに生活してます。

夏フェス参加中。右からルート、祖母Mii、獅子舞ヘッドかぶったはね、チン、ダイブ中なのがリリです。

 

 

「ザ・オレンジジュースズ」

って言いづらくないか?

響きもイマイチ…。

 

 

おまけ。

 

母Miiがうつろな目つきで今日のごはんについて考えてた。

戦闘中に。

2018年

9月

08日

(再)「盲目の時計職人7」更新のお知らせ(お萩)


(写真:萩沢写真館

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

乳!

「盲目の時計職人 7」を更新しました。見てね。

2018年

9月

06日

(再々)Symptom 20171001(№89)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 


俺は馬鹿だったよ。転校の前の日、真紀が自分の好きなヤツの名前を言えないのは、俺に照れてるからだってしか考えられなかった。俺のことが好きだから、恥ずかしいから、俺の前で言えないんだ、そうとしか思えなかった。そんなわけないよな。そんなわけあるわけない。真紀は単に、俺を先に帰して二人きりで山口に告白したかったんだよ。俺はそんなことも分からなかった。真紀は俺のことが好きだとばかり考えていた。だからついに真紀が「私、山口君のことが好きなの」って言ったとき、一体俺は何が起こったか分からなかったよ。目の前が真っ暗になった。俺は何も分かってなかったんだ。俺は馬鹿だったんだなあ。

 

2018年

9月

01日

(再々)Symptom 20170928(№88)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 


今年の夏、原因不明の昏倒状態を2度経験した俺はその度に救急車で脳外科に運ばれ、それぞれ数日間ずつぶち込まれた。だが医者を見かけるとすぐに「出してくれ~出してくれよ~」と懇願していたおかげで何とか何日かで退院でき、娑婆の生活に戻った。戻ったのはいいけどその後結局2ヶ月たつ今でも、まるで牢獄だったあの医者で寝せられていた9時には眠くなるし、まるで臭い飯だった夕食の時間の5時には腹が鳴る、そんなありさまだった。現実の生活に慣れてきて、なんかあの数日が本当のことだったかどうか不思議な気分になることが最近ではあるけれど、右腕と左腕それぞれにある点滴のカテーテル痕が(右腕は一回目、左腕は二回目のもの、だ)あれは悪夢ではなく現実だったのだと俺に知らしめる。


ぶっ倒れた次の次の日、あれは日曜だった。俺以外の入院患者に次から次と見舞いの客が来て、やれ中古車の売り上げがどうだの(6人部屋の入院患者3人のうちひとりは、その妻と共同経営する脱サラした輸入中古車屋の社長だった)、やれ「看護婦のあなたがこの人の面倒をよく看なければならない」だの(もう一人は実際相当なじいさんだったがなんでもこうやって病院に運ばれる度に親しくなったデブの看護婦と再婚したようだった、そしてそのじいさんの異常に「スノッビーな」(堅物振る)「姉」だかいう奴がそんなことを言っているのが聞こえた)、ベッドの周りのカーテンを閉め切り、目をつぶって寝っ転がっているとそんな話ばかり耳に入ってきたものだった。
それは俺が仕事に就いてから経験した最悪の年の幕開けだった。その夏、仙台では34日連続で降雨を記録した。まるで「上がらぬ雨」に永遠に覆われてしまったかのように。 

2018年

8月

30日

落ちてる野菜とトモコレ普段着がタオル一丁編(篠有里)

「さすがに拾わないけどちょっと心がぐらついた」

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

私はエアコンをごまかして運転させることに成功した!今年の夏くらいならギリギリ持ちそう。

母は室外機にチョップ食らわしてたけどそれでどうにかなるわけがない。

ま、私も室内機をグーで殴ったけどね。暑くてむかついたんだ…。

 

つか来年こそ買い換えて欲しい。5月あたりに買えば工事もスムーズ、待つ事無し。

第一このエアコン、前の住人が設置したうすら十何年くらい経った、かなりの年代物なんじゃないかと。

省エネの観点からも買い換えるべきっすね。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

暑さも落ち着いてきたのでそろそろ撮影に出ないとなー。

 

 

もうトモコレ新生活とMiitopiaでいいんじゃないかな、というくらいこれでしか遊んでない。

 

上:黒猫ホッチ(クリミナルマインド)落下中。

下:またフルプレートに着替えてるホッチ。しかも売ってる品物が「カビたパン」

 

 

だ、だ、伊達さーん!三態。

 

伊達さん(龍如)はこの夏の暑さの所為か毎日腰にバスタオル一丁で過ごしております。

TV番組出演時も、朝の募金時も、もちろんマイルームでくつろいでるときも腰タオル&ノーパンです。

 

 

おまけ。

 

父Miiはネコから僧侶に転職。

浜辺で拾った怪しい飲み物をちゃんとパスしてました。

私Miiは飲んでオゲゲーと来てた。アホの子です。

2018年

8月

29日

(再々)Symptom 20170924(№87)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

 

「まるで木星みたいだな。」
 

遠くの方で教師が何かを叫んでいるのを聞きながら、机の木目を眺めていたひよりは思った。
 

再履修の英語のクラスは、クラスが違うだけでなく学年もバラバラ、昼間部と夜間部の生徒たちもごちゃ混ぜになって授業を受けている。
 

それぞれの生徒がそれぞれの思いや悩みを抱え、しかしそれを互いに共有することなはい。
 

ひよりたちは、同じ惑星の軌道上を回る、しかし決してお互いにコミュニケーションを取ることのない衛星のよう
だった。
 

ひよりは孤独な多数の衛星のひとつになり、ぼんやりと木星の「目」を眺めた。

2018年

8月

27日

(再々)Symptom 20170709(№86)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

 
もうずっと昔に、怒ったり腹を立てたり、理不尽なことに憤ったりすることなんて忘れちまった。

僕にとって怒りは、主たる世界との関わり方だった。怒りという感情を通して自分の存在を確認し、自分の輪郭を縁取ることができた。僕いわば怒りを内包した少年だったのだ。生きるに従い、世間との他のコミットメントの方法があると知ることになるが、そのときの僕にはそれが全ての方法だった。繰り返すが、怒りは僕にとって主たる世界とのかかわり方だったのだ。

現在の僕は、怒りを感じるほど世界に期待しなくなった。何かに対して怒るほど、世界に関わりを持ちたいと思わないようになったと言ってもいいだろう。何に対しても怒りを感じることはない。ただ、すべてがどうでもいいのだ。

怒りを感じなくなった今、僕はときどき自分がまるで空っぽになってしまったような気になります。結局僕は、何に対しても、誰に対しても、興味や関心を失ってしまったのかもしれない。何もかもがどうでもいい。どこに行こうが、誰に会おうが、何が起ころうが、すべてがどうでもいい。

あのとき、身の回りのすべてのものに怒りを感じていた少年は、現在の僕を見てどう思うだろう。攻撃性を失った僕を、どう思うだろうか。

今日も眠れない。時計を見るとまた3:33だった。

 

2018年

8月

25日

オレンジ色の文字とトモコレ例の兄弟喧嘩編(篠有里)

「バリケードとフェンスと止まれの文字」

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

今年の盆は長かった。

山の日の所為で11日からってのがひどい。家によっては11~19日までお盆状態だったとこもあるだろう。

 

てか今さら暑いな…エアコン壊れたってのにさー…。

雨降るわジメジメするわ暑いわ、確実にこっちの体力を削りに来てる天候っすね。

暑いのに風邪ひきそうなのか、暑いからひきそうなのか。とにかく風邪はもうイヤだ。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

クソ暑くクソ忙しくクソ体調の悪かったお盆期間は、事前の予約投稿で毎日更新を守り抜きました。

 

 

ドラマでも毎シーズン痴話喧嘩的な兄弟喧嘩→仲直りを繰り返しているサムとディーン。

我が島の2人もドラマと同じくこんな感じです。

 

 

結局和解した。

 

サムはキャスことずっと続いてて、ディーンは若い嫁に乗り換えてラブラブです。

つかみんな若い相手に乗り換えるのは何故なんだ。それが世界の定めなのか。せやな。

 

 

おまけ。

 

過去のイベントを見返してたらアイドルの配役が龍司(龍如2)だった。

強面女性アイドル龍司爆誕。ピンクのアイドル衣装がステキ。

2018年

8月

20日

(再々)Symptom 20170707(№85)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

 
眠りが浅く、さっきからうつらうつらしている。自動で落ちるはずのノートパソコンのディスプレイがなかなか落ちなくて、まぶしくて苛立つ。でも画面を閉じに机まで行くほどの気力がない。ただ苛々しながらうつらうつらと浅い眠りを繰り返している。



はた、と思いつく。今日は寝る前に眠剤を飲んでいない。どおりでなかなか寝入らないはずだ。青い粒を2錠、胃に流しこむ。眠剤のもたらす体内の化学的な安定が、体をフィジカルに休息させる。浅い眠りに別れを告げ、まぶしさも苛立ちも感じない化学的に安定した穏やかな眠りに落ちる。

 

2018年

8月

18日

「盲目の時計職人7」更新のお知らせ(お萩)


(写真:萩沢写真館

 

2018年08月13日

「萩沢写真館」→「TC-1」→「盲目の時計職人 7」更新。

 

乳!

「盲目の時計職人 7」を更新しました。

2018年

8月

13日

(再々)Symptom 20170328(№84)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

 

言われるままに流されて、何も考えず何も期待せず何の思いも込めず、ただただ次の職場へと移っていく。そのことについて考えるといつも、まるで自分が空っぽになってしまったような気になります。結局、俺は何に対しても誰に対しても興味や関心を失ってしまっているのかもしれない。何もかもが「どうでもいい」。どこに変わろうが、誰に会おうが、何が起ころうが、すべてが「どうでもいい」。ただあと15年、定年まで勤め上げられれば満足だと思っている。それが不安なのです。
 

15年は長いだろうか。採用から21年が過ぎました。いろいろあった気もするけど、気づいてみると21年経っていたような気もします。そう考えると15年なんてあっという間じゃないか。あっという間って言うのはもちろん比喩で、現実的には15年という期間は全く短くはないのだけれども、でもしかしこれから「年齢」という「分母」が増えるにしたがって、「分子」の「1(年)」の重みはどんどん軽くなるのではないかと思うのです。そして当然のことながら、徐々に軽くなっていく分子に対し寄せる思いはますます軽くなるのではないかと、不安に思います。
 

2018年

8月

11日

(再々)Symptom 20170322(№83)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

 
先生に言われて食事と用便以外はこのベッドにずっと横になって5日が経つ。私は、何もかもが怖くて、それこそ青空がある日突然バリンと割れて地上にいる私の上に降ってくるんじゃないかと思うほど何でも怖くて、そのことを先生に言ったら先生は私に2週の間、何もせずに横になっていろと言われて、それで私がベッドに横になってもう5日が経つわけなのです。その間、空が割れて落ちてくることもなかったし、逃げた馬が他の馬を引き連れて戻って来ることもいなかったし、巨人のガチョウが金の卵を産むこともありませんでした。

先生は何を話しても「はあ、そうだったんですか。それは苦しかったですよね?」としか答えてくれません。「あと何日間横になっていなきゃならないか、不安なんですね?」「ただベッドに横になっていることにどんな意味があるのか分からなくて、やきもきしてるんですね?」「ベッドに横になっている間に仕事が滞ってしまわないか、焦ってるんですね?」。先生、先生、先生!私が知りたいのは質問の答えであって、受容と共感じゃないんです!「ケツからクソが出る」と言ったらあなたはなんとお答えになるのですか!?

私がしてほしいのは絵の具を垂らした紙を鼻をかむように二つ折りにして閉じて、開いた紙を見てその絵の具の模様に感想を言ったり、自分の好きなように人形や建物、おもちゃの自動車なんかをクッキーの空き缶の中に並べたり、主語や述語が予め決まっている一行作文の続きを描いたりする様なことじゃないんですよ、先生!

私はこれまで何のために生きてきたのか、これからどう生きたらいいのか、時々、いや実を言うとかなり頻繁に困惑します。およそ何が自分の生きている意味なのかが明確でないと、日常生活を送る上での「芯」の様なものがあやふやになってしまいます。そして他人はその私のあやふやな「芯」につけ込んで、やれ何をしろだの、何をするなだの、何をしてないだの、何のかんの言うんです。何のかんの言われるのは、私はもうこりごりなんです。
そうです。私は空が割れて落ちてきてほしい、割れた空から未知のエネルギーが降り注ぎ、他の人はみんな死んでほしいと思っているのです。
そうして私は今日も、ベッドに横になりながら空が割れるのを待っています。 

 

2018年

8月

09日

(再)ほっこりおぼ子のイルでデ(中略)らヤンチャブロス(お萩)

「ほっこりおぼ子のイルでデイープなカントリー隠れ家ライフ フォーリアル レペゼン 子供ゴコロを忘れられない
ス・テ・キな大人たちヤー それがオマエらヤンチャブロス」



倉庫をバー風に改装し、床にサンダーをかけ、ニス五回ぐらい塗って、寝室と区切って壁を作り、

後輩とか集まれるようにして、BGMは意外にJポップのオルゴール版(意外でしょ?)。

部屋はカルバンクラインの香水が臭うほどに香り、服が好きでコムサならすぐにバイトやらせられるし。

それも服を買っていて自然に友達になって、二つ返事で言うことを聞いてくれる。

波長の合うヤツはすぐ分かるし、よく遊びに・誘いに来てくれる。

人脈は全国ネットだし根性のない奴は大嫌い。

財布が好きで、金より好きで、ホントの金持ちは財布に金かけるもんだよ。
 

2018年

8月

08日

生活感とMiitopia人間大砲と人間関係編(篠有里)

「他人の家の生・活・感」

 

おい、一昨日昨日と寒いぞ!なんなんだこの気温差は。

最高気温35度から22度へ。いくら何でも今の季節にゃ寒すぎだろ。

私、これなら堂々と風邪ひきさんになれる自信があるぞ!(←威張るな)

 

もうなんか色々忘れたいのでお盆用の本(新装版ブラウン神父)とか再プレイ用のゲーム(大逆転2)とか用意して

心をごまかすことにした。やっぱゲームと本が一番だよね。つか決してスカパー!写るTVを帰省組に占拠される

からその代わりにどうにかしようと思ってるわけではないぞ(←うそ)。

ついでにたわんで歪んでキシキシ言ってるベッドマットレスもやっと買い換えることにした。

せめて質のよい睡眠が欲しい。これに寝てるともれなく疲れる夢ばっか見るし。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

 

 

相変わらずの人間大砲っぷり>戦車。

撃ち出してる人=鷺沼さん(越境捜査)

撃ち出されてる人=伊達さん(龍如)

それを見つめてる人=フォイル警視正(刑事フォイル)

ジャンル・作品は違えどすべて警察関係者でお送りしております。

 

体育座りで見つめてるフォイル警視正が可愛い。

 

 

そしてもつれる人間関係(主に人間大砲の所為で)。

戦車をパーティ内に入れてる時はアイドルも一緒に入れるようにしてる。

 

 

おまけ。

 

周囲に流されて誕生日だと思いこもうとしてる私Miiがいた。

しかしどう考えても今日ではなかった。

 

レア食料の「ケーキ」をもらえたからよしとしようよ。

2018年

8月

07日

(再々)Symptom 20170318(№82)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

 

新自由主義経済を恨め。高度経済成長を恨め。ネットワーク社会を恨め。福祉制度を恨め。ゆとりある教育を恨め。痛みをともなう構造改革を恨め。うつ病予備軍を増産するストレス環境を恨め。北は北海道、南は沖縄まで全国47局ネットでお茶の間にお送りする共依存症を恨め。

 

電源の入っていないテレビジョンの画面では偽者のみのもんたが声高らかにカドミウム汚染されたカスピ海ヨーグルトの美肌効用をうたう。アダムスキーは東側の諜報員。冷戦はいまだ終結せず。レノンとケネディの殺害犯人はチカチーロのドッペルゲンガー。洗脳のために発せられる電波を避ける術はない。シンクロニシティーとインプロヴィゼーションに左右されるダイスの目を読むことは、アルミと封筒で二重に包装された乾板に「TOKYO」の字を念写するほどたやすい。次のミッションは国歌に暗号で隠蔽。トランスジェンダーの商売男女(おとこおんな)のセーフハウスはエクセル・イン・古川。およそ3の円周率をギリシャ数字に置き換えたものから獣の数字を引いた数、それが部屋番号。

 

己の利益と無関係と確信した上で偽伝道師達が互いを罵りあう、ヤニで黄色くなった歯をむき出しにして。

 

罵倒。罵倒。罵倒。

 

天然ものじゃない日焼けと度を越したファンデーションでこってり塗り固めた盲の視聴者達が笑う。

見えない目で観て笑う。聞えない耳で聴いて笑う。開かない口で笑う。

 

嘲笑。嘲笑。嘲笑。

 

世界の端から端までおよそ24チャンネル。

リモコンは常にチーズ味カールと反対側の手に(握られている)。

芝刈り機をかける間も片時も手放さずに(握られている)。

 

1番、2番、3ばん。

10番、11番、12ばん。21番、22番、23ばん。

 

24チャンネルの先にあるものはカキワリの空と海。さんさんと輝く太陽。明るい未来。健康のためなら死んでもいい。眠るための薬・起きるための薬。僕の幸福のために君の幸福を少し分けてくれないかい?

 

血の流れない殺人光景。死体の映らない戦場。コンピュータ・グラフィックスの本土上陸作戦。報道されない悲鳴。スター・ウォーズ計画。フラッシュバックする鮮血の画像。自殺志願者たちの最後のあがき。オーラルセックスと15分の延長の後に発動される自衛隊派遣命令。悪の枢軸による精神的外傷。報道女子アナの放尿シーン。

 

自転車で遊ぶ近所の子供の金切り声を恨め。国道で執拗にひっついてくる後ろの車の運転手を恨め。メールをよこさない知人・親戚・関係者各位を恨め。慈悲深いまなざしの土壇場では手のひらをころりと返す善きサマリア人達を恨め。路傍の名もない草や木や、四季折々の唄を恨め。「か」で始まるすべての食べ物・飲み物を恨め。

 

心の底から恨め。

 

寂しさの退行転移のために恨め。

幼児的万能感のために恨め。

共通自我の維持のために恨め。

 

アンチ優性遺伝学者を ま っ さ つ せよ。

国家的陰謀は す で に始まって い る 。

 

このほ~むぺ~じはリンクフリーです、じゆうにカキコしてくださ~い。

 

全ての英霊に合掌。(ち~ん)
 

2018年

8月

06日

(再)おぼ子のほっこりほっこり、ほっこりおすそ分けダイアリー(お萩)

 チィーッス!ほっこり魔法使いのおぼ子だよぉ。

 

みんな、週末は楽しんだかなあ?

 

おぼ子はともはるくんに抱かれまくったからもうお肌つやっつや♪

 

みんなもカレちゃまとか、お酒の勢いで友達だったはずの男友達に抱かれちゃったりしたかのなー?

 

 

今日は~、おぼ子の~、むかしの写真を公開しちゃいます、イヤン!でも、見て!でもイヤン!

 

 おぼ子がJKだったころのプリクラです^^

 

おぼ子は東北の地方都市出身なんだけど、そこのプリクラは背景も地味なんだ~、でもね、そのプリクラ機、なんと製造元はアトラスなの!すごくない!?マジのプリント倶楽部だよ!

 

この日はしまむらで全身シンプル&ベーシックコーディネイト!

 

っていうかおぼ子の町では、女子はしまむらかさくら野百貨店(駅ビル)、男子はアメリカ屋しか服を買うところ、ないんだー。

 

ユニクロは隣の県までは来てるんだけど、おぼ子の町にはまだないんだよねー^^ だから~オシャレっ子は隣の県までお洋服を買いに行くの。肩にユニクロのオレンジのマークの入ったグレーのパーカーを着てる子は、地元では「シャレオツさん」って呼ばれるんだべ。

 

 これはおぼ子の町唯一の繁華街、駅ビルでの写真。

 

新幹線開通で無理に都会を意識した原色の装飾が、まばらな人通りに寂しく写ってるよね☆

 

まあ新幹線が通ったまではよかったんだけど、みんな素通りしちゃって全然お金落としてくれないの。もうずっこけ♪

 

 

おぼ子の町って、下手に近未来にするより八代亜紀の舟歌っぽい感じの方がいいと思うんです^^

 

さびれた駅前にはおでんの屋台と赤ちょうちん。千鳥足のサラリーマン。ロシア出身のきれいなお姉さん達。一日の疲れを吹っ飛ばすシャブの密売人。お酒はぬるめの燗がいい。肴はあぶったイカでいい。

 

会社で嫌なことがあって、お題目唱えたぐらいじゃすっきりしないときはおぼ子は、そんなおぼ子町のの風景を思い出し、泥酔するまでマッコリを飲むんだ。しんみり。地方都市出身者が都会で落ち込んだ時の典型的なスタイルだよね^^

 

 おぼ子、商業高校を出て都会へ就職。

 

初めての一人ぐらし。

 

期待と不安でいっぱいな頃の一枚。

 

若かったなー、この頃は。まだお化粧の仕方もよく知らなかったし、ヘソどころか耳にもピアス空けてなかったし、ファッションタトゥーも刺れてなかったし、「アルちゃん」(車の名前だお、アルトに乗ってたの、今はレクサスの「死神号」♪)のリアウインドウには、女の子友だち4人で高校卒業記念して行ったディズニーランドで買った七人の小人のぬいぐるみを並べてたし(おぼ子が白雪姫なのッ、なんちてww)。

 

このとき着ているスーツは、おぼ子の町で一番高級なお店だった全国チェーンの紳士服店でお父さんに買ってもらったんだよね。おぼ子、イメージキャラクターの佐々木希ちゃんになったみたいでうれしかったあ。

 

 さあー今日は、おぼ子のむかしむかーしの写真を公開しちゃったぞっ!え、そんな写真見て誰が得するのかって!?そんなこというとおぼ子のファンにプロクシサーバー解析されて、場所特定されて、ワンボックスカーで拉致されて吊るされちゃうぞっ!www

 

さ、じゃあこれから半身浴して、ホットワイン飲みながらともはるくんの買ってきてくれたの限定品のマカロンを食べて、明日からの一週間にそなえるぞっ^^ みんなも一週間、どうせ先週と同じような特に変化のない毎日が延々と続くだけだろうけど、ブログでも書いてうっぷん晴らして毎日耐えようねっ♪そのうちいいこともあるかもしれないよっ☆

 

ほっこりほっこり^^

 

2018年

8月

05日

(再)おぼ子のほっこり「一番強いのはプロレスなんだよ!」日記(お萩)

 イヤォ!おぼ子でーす!!

 

え、なんか感じ変わったって?うふーイメチェンしたんだー、春だからねっ^^イメチェン♪

 

(本当は前のおぼ子がシャブの使用及び所持で捕まっちゃったので今回からは私、二代目おぼ子がお送りしまーす!元気ですかっ。元気がなければシャブを打てっ、おぼ子ですっ!)

 

というわけで今日もずっぽし、おぼ子のほっこりエヴリディをお送りしちゃうぞー!

 

 むふークレープんまいー^^

 

おぼ子ってーシーチキン大好きな人じゃないですかー?あとマヨネーズ。マヨネーズ星人だよ!だからツナマヨ最高!考えた人は天才だねっ!

 

毎週金曜日になると会社の前の公園にやってくるクレープ屋さんでクレープを買って食べるのが楽しみなのっ^^

 

今日の具はおぼ子の大好きなツナマヨと、あとこれも大好きなバナナチョコレートのハーフ&ハーフ。うーんハイブリッド!これをセブンアップで胃に流し込む瞬間がおぼ子の至福の時なのだ、ふひーごぞうろっぷにしみわたるぜ^^(あとシャブ打つ時も最高かな、なんちてww ディレクター、ここカットねw)

 

 おぼ子は電車通勤。行きも帰りも満員だから毎日改札を出た後はのびーってしちゃうょ^^

 

でも軽く目を閉じ曼荼羅をイメージし、小さな声でお題目を唱えていれば満員電車もへいちゃらだいっ、今日も元気っ子なおぼ子でした!(あっ、おぼ子の会社は新しい仏教系の団体が経営母体なんだよっ。)

 

おぼ子はアパートに一人暮らし。部屋に帰るとさっそくとしはるくんにライン(あっ、としはるくんっておぼ子のカレちゃまなのー、5日後は付き合って4か月の記念日なんだっ^^)。でもとしはるくん、最近は工期が遅れてるって(あっ、としはるくんはダム建築が専門で、普段は山奥の工事現場に寝泊まりしてるの)なかなかラインが返ってこない。もう、プンスカ!そんなときはつい、泥酔するまで飲んじゃうんだよねーww 今朝はキッチンでぶっ倒れてて、吐いた寝ゲロで顔と床がくっついちってた^^ としはるくんったら、ちゃんとおぼ子をかまわないとキッチンドリンカーになっちゃうぞっ!

 

なんちて、でも週末は必ず抱いてくれるから文句は言わないおぼ子でした^^ みんなも楽しい終末を過ごしてねー!ボマイェ!

 

2018年

8月

04日

知らない花とMiitopia両親の勇姿編(篠有里)

「(名前を)知らない花咲く頃」

 

やっと普通の気温になってきました。

でも連日35℃超えのせいで周囲がまったりと体調を崩しているような気が。風邪ひいたりお腹壊したり。

こっちの人間はそこまで暑いってことあんま無いからなあ。寒いのよりダメかも。

 

ブラウン神父のDVDBOXを買うお金が無いので文庫版を読んでいる。

新装版であって新訳版では無いのがちょっと残念。

あ、今までこの翻訳に慣れ親しんだ人はこれがいいんだろうけど。

私にはもーちょっと今時の文章の方が読みやすいからさ。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

 

 

母Miiが金の力で状態異常から守ってくれた(ちょっと違う)。

 

「流行り神3」が借りパク状態なので2の方を再プレイしてみた。

どうしても第二話と最終話の既読率が100%にならない。99%のまま。何を見逃してるんだろーか…。

 

 

父Miiの勇姿(ただしネコ)。

 

僧侶ファスコのレベル上げ&食事強化が終わったんで、父Miiはネコから僧侶に転職させようと思ってます。

今のレベル上げ中パーティには戦士龍司&魔法使い柏木さんがいるんですが、やっぱり基本職は使える。

レベル上げの最中だけど戦闘中の安定感が全然違う。仲違いする要素も無いしな。

2018年

8月

03日

(再)おぼ子のほっこりほっこりほっこりイスカンダル(お萩)

波動砲、発射―――!

 

わんばんこ~、おぼ子でーす^^

 

ほっこり、ほっこり。

 

今日はぉぼ子のフレンズを紹介するにょ~♪

 

まずわー、おぼ子の短大の同級生、デリバリーヘルス嬢のサハギンちゃん。

 

サハギンちゃんは風俗を職業にしてるけど、実は実家はお寺なんだお☆

 

お父さん(住職)には今のお仕事のことはナイショなの☆

 

もともとサハギンちゃんは短大を出たあと保母さんになったんだけど、園児のお父さんとデキちゃって、それがその園児の奥さんにばれちゃって、その奥さんが作った「痴女保母出没中」っていうサハギンちゃんの顔写真入りのビラを保育園とアパートの周りにばらまかれて、職場も住まいも追われちゃったんだー。エグザイル―^^

 

でもね、サハギンちゃんは今の職業にプライドを持ってやってるの。自分は性的に恵まれない人たちのために働いてるんだって。世の中には後ろ指差される仕事もあるのかもしれないけど、それをどう受けとめるかは自分次第だって。とっても強いハートの持ち主なんだお^^

 

だからいつか、お父さんに本当のことを打ち明けて、サハギンちゃんのこの気持ちを理解してもらおうって思ってるんだって。おぼ子、感激。エライよねー^^

 

でも追加で一万円払うと、本番させてくれるけどね。

 

 そしてー、ホステスのモルボルちゃん。モルボルちゃんも短大の同級生。生活福祉トータルデザイン総合学科の出身。

 

私服のセンスはオシャレ通り越しちゃって逆に最低!wあんまり一緒に歩きたくは、ないよねー♪

 

モルボルちゃんは食べ方も汚いの。くっちゃくっちゃっ音たてて、口をあけながら食べるんだ―。モルちゃんちは母子家庭なんだけど(お父さんはヤクザで、お母さんとは内縁の妻ってことになってるの)、どうしても育ちの悪さっていうのは生活の端々に出ちゃうよねーww

 

そんなモルちゃんだけど、小さいスナックを経営している忙しいお母さんのこと(内縁のお父さんにお店任されてるんだ)、一生懸命サポートしてるんだお。おぼ子、超感動☆

 

でも時々お父さんとヤッて、お小遣いもらってるけど。

 

 それから、10コ下で脱サラしただんなちゃんと一緒にペンションを経営している、天然酵母パン作りが得意のギガースちゃん。

 

ギガースちゃんは栄養学科出身。料理はなんでもお手もの。ペンションでも自慢の手料理で宿泊客をもてなしているんだおっ。ごいすー、ごっつごいすー^^

 

でもー、この長引く不況で最近のリゾート業ってなかなか、難しいみたい。

 

だからお小遣いが足りないときはお客さんとヤっちゃって小銭を稼いでいるんだ―。

 

今日わおぼ子の気の置けないフレンズを紹介したヨー。今度また女子会があるんだ―、お友達の懐かしい顔と乱れた性生活の話を聞くと、なんか学生時代に戻ったみたいで、おぼ子、ほっこりほっこり。今度は女子会のレポート、するねー。男子諸君は必見ダ・ゾ☆

 

それじゃ、コスモ・クリーナー起動!

 

2018年

8月

02日

(再)ほっこりほっこりほっこりエブリタイムエブリウェア~おぼ子日記(お萩)

マハロ~~おぼ子で~す^^

 

三連休最終日、おぼ子のカレちゃまのともはるくんとおデート。ともはるくん、新潟山中のダム工事現場から街まで出てきてくれたんだ~^^

 

ともはるくんは普段は何もない山中で、ダム工事の現場に行っては宿舎に戻って寝るだけの生活を繰り返しているの。

 

飯場は基本的に男社会だから、若くてかわいいともはるくんは飯場一番の古株人夫のお気に入り。この間も夜、現場の事務所でひとり図面を引いていたらその古株人夫が突然、事務所に入ってきて後ろ手に事務所の電気を消すと、作業ズボンのベルトを外しながらともはるくんを事務所の隅に追い詰めようとしたんだって。

 

幸い突然電気が消えたのを不審に思った同僚が事務所に来てくれたから何かされることはなかったみたい。ラッキー、ともはるくん☆

 

でもなんかそれからともはるくんはいつも誰かにつけられているような気がしてしょうがないんだって。もう、ともはるくんのさびしがり屋さん♪かわいー^^ 

 

そのデート日も「誰かが見ている」とか「服に発信機がついている」とか言って、きょろきょろきょろきょろしてるの。超うける―^^ でもなんかその服についている発信機が気になってしょうがないみたいなので、急遽ともはるくんをTAKA-Qに連れこんで全身お洋服コーディネートだお。

 

おぼ子、「わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!トキメキUP!」っていう3DSのゲームやってるから、男の子のコーデも得意なんだっ^^ あと他に好きなゲームはグランドセフトオートかな、やっぱり?名作だよね。 

 

 そうそう、連休中におぼ子、部屋の模様替えしたのん―♪

 

ちょうどこの前、映画「タクシードライバー」を見て、デ・ニーロ扮する主人公トラヴィスの部屋みたいなスーパークールな部屋っていいなあと思ったの。だから家具をダーク調にしたんだー★

 

おぼ子ってのめり込みやすいタイプの人だから、本当は安倍首相とかの政府要人の写真でも貼ってそれに向かってピストルの練習したり(おぼ子、反体制な言動があるってよく友達から言われる~テヘ)、鉄の棒を下げてそれで懸垂でもしようかなって思ったんだけど、さすがに日本では銃は手に入りにくいし、鉄棒なんて作ったら大家さんに怒られちゃうから、できる限り暗殺者風のインテリアにすることで満足^^ あとはモヒカンにするだけのおぼ子でした。

 

それじゃあまたね、シャロ~ム。

 

2018年

8月

01日

(再)ドキュメントアホガルモ道42(篠有里)

みなさん。こんばんは(夜じゃないけど)

本日は予告通り

アホ画像特集「ドキュメント2016 女の履歴書~都会は少女をどう変えたのか」

をお送りします。

高校卒業を機に、夢と希望を抱いて都会に出てきた一少女。

「都会は汽車っこありすぎてよくわがんねな。つかここどこだぁ?」

どこか分からないが、とりあえず駅を出てしまったようである。

 

 

服飾系の専門学校に通いながらあこがれのカフェでバイト。

「カプチーノ注文されたのに間違えて梅昆布茶出しちゃったテヘッ」

色々失敗はありつつも、毎日がキラキラして楽しくて仕方がない様子。

 

 

しかし、いつしか夜遊びの味を覚え、学校にもサボリがちになる彼女。

「えー、カフェのバイトー、あんなんマジやってられないし、昼職なんてー金にならないしダッサ」

「てゅーか、アタシがオリジナルメニュー、トールアドショットノンホイップ梅昆布茶クリームフラペチーノを

お客に出したら店長がクビだってー言ってーあのカフェちょー腹立つんですけどー」

「今はキャバで働いてまーす☆」

 

 

「こんなはずじゃなかったのに…」

薬物の不法所持で逮捕。

希望を胸に抱いて上京してきた当初の自分、それがきっと本当の自分なのに。

流されるまま生きてきたら、今、こんなところにいる。

 

「私、やり直したい」

♪~(感動的な音楽重なる)

 

 

出所後、新しい住居も決まってようやく落ち着いた時の様子。

「今は色々やらなきゃいけない事がいっぱいあるけど、いつかまた学校に通いたいな」

ファッション関係の仕事につきたいという夢に向かってもう一度歩み出した彼女。

 

しかし…

 

 

悪い男にひっかかってしまい、また生活が荒れ始めた。

ミシンも取り払われ、専門学校に通うことも考えなくなった。

今は年下の男の機嫌を取り結ぶ毎日である。

「カレのトモダチのレクサス『死神号』って言うんだって、かっこぅぃぃ~ねぇ~」

 

番組(?)はここで終了です。

いったいこれから彼女がどんなに道を歩むのか…それは皆さんの心の中に。

つーか中の人がこれ以上アホネタ画像を作って無いからな。

 

どうだったでしょうか。わがショーをいじくればほんと色々できますね。

これで電化製品がもうちょっとあればなあ。ライブ用とラジオくらいしかない。あ、なぜかコピー機はある。

テレビやゲーム機なんかあるとDQN男との同棲部屋っぽくなるんだけど。

 

そんな使い方想定してないだろ>ガルモ。

2018年

7月

31日

アルストロメリアとMiitopia心の声編(篠有里)

「アルストロメリア咲く頃」

 

毎日毎日暑いデース。35℃超えが普通になってきました。冬厳しくて夏暑いとかどんな罰ゲームよ。

エアプランツは週2回の水やりから3回に増やした。水あげても乾くの超早い。

 

本館「街を歩く」の方もよろしくお願いします。

 

 

伊達さんが熱い>Miitopia。

 

夏はホラーだろ、ってことで「流行り神3」でもプレイしよかと思って探したけど見つからない。

ゲーム棚全部かき出してみたけどどうしても見つからない。

どうやら友人に貸したままになってるっぽい。年単位で。連絡取ってないからもう返ってこないだろーなぁ…。

2018年

7月

30日

(再)おぼ子のほっこりほっこりほっこりウィークエンド(お萩)

  ぉはょっ!おぼ子だよー^^

 

 髪切ったんだぁ。イメチェンだぉ。メガネもかけてます。伊達メガネなんだけどね^^ 

 

 ともはるくんにも好評なんだょ^^抱かれるときも最後までメガネ外しちゃダメって(イヤン)。

 

 男の人ってメガネかけると燃えるよね。なんでだろう、知的に見えるからかな。知的なオナゴを力で征服しています的なシチュエーションに燃えるのかな?ともはるくん、メガネのときはいつも最後、メガネにかけてくるのでお掃除が大変なんだぞッ(ぷんぷん)。

 

 この前なんて終わった後しばらく二人でぼおっとしてたんだけど、そしたらメガネについたやつのお掃除をするのを忘れてて、拭いても落ちなくなっちゃったからメガネ屋さんに見てもらいに行ったんだぉ。

 

 そしたらお店の人に「ちょっとこの汚れ、落ちにくいですねぇ」って言われて、高周波洗浄機で15分洗浄してやっと、汚れ(っていうかともはるくんのザーメン)、落とせたの。「何かメガネに塗料とか特殊な調味料でもかかりましたか?」ってお店の人に聞かれたんだけど、まさか「はい、ザーメンですっ!」って答えるわけにいかないから、おぼ子困っちゃったょぅ^^、とりあえず「片栗粉です」って言って誤魔化したけどね^^

 

 でもおぼ子も週一は抱かれないと自分の存在っていったい何だろう、自分が生きている意味っていったい何なんだろうって考えちゃう人なの。でも、ともはるくんの性のはけ口になってるときだけは生きてる実感を感じることができるんだぁ(テヘッ)。(ともはるくんは山奥のダムの工事現場で働いてるから、最大で週一しか会えないんの。。。しかも現場は男所帯だからともはるくん、いつも相当たまってるし‥^^

 

 写真は短大の同級生(名前また失念っ!てへっ!)がディストリビューターになってくれた記念の写真なの!

 

 これで彼女が商品(サプリメントとか鍋とか洗剤とか、なんとデルのパソコンまであるんだぞ!)を売ってくれると、彼女の親(彼女が入っているグループのランクが上の人、ここではおぼ子のことダヨー)に数パーセント(どのくらい入るかはナイショなんだ☆)のお金が入ってくるっていうわけ。商品が売れる上に、おぼ子のファミリーみんなが幸せになるシステムなんだぉっ。すごいよねっ^^   

 

 あとおぼ子の勤めている会社は新しい仏教系なのー。だから毎朝、会社の前をお掃除するんだ。でもただお掃除するだけじゃなく、親鸞聖人の教えに基づく現代社会の堕落について書かれたパンフレットを道行く人に配ったりもするんだ。だから道もきれいに、そして本当のことを知らない人たちに世の中の真理を教えて、その人たちの心もきれいにしてるってわけ。ん~社会貢献~。みんなも困ったことがあったらおぼ子に連絡頂戴ね。おぼ子とおぼ子の上司2人でファミリーレストランでミーティング開いてあげるから。本当のことを知って、本当の生き方をすると、命は永遠なんだぉ!あ、そうだ、おぼ子のファミリーの同級生の子にも勧めてあげよっと。みんな、とりあえず毎朝、お題目を300回唱えると、人生がはっぴーはっぴーになるょ!

 

 あ、そろそろとしはるくんの現場に行って抱かれる時間だ。それじゃあまたね、みんなもよい週末を、ほっこり、ほっこり。

 

2018年

7月

29日

(再々)Symptom 20170315(№81)(お萩)

(写真:萩沢写真館

 

抜いては生え抜いては生える雑草を駆除するために今日も目を覚ます。

毎日毎日、クソみたいな仕事だ。何も変わらない。何も始まらない。

嘔吐物を処理するような日々が延々と続く。これがいったい何の役に立つのか。

これがいったいどうなるというのか。
 

しかし、もう逃げる場所はない。

俺はここから逃げるわけにはいかないのだ。

そのことを考えると、ときどきどうしようもなく怖くなります。

でも、そして、俺はもう、逃げることはこりごりなんだ。