「むかし共同でやっていた『文章サイトでの日替わり日記』より(大幅に下ネタです) 」

 

 しのさんが落ちたので、萩沢が書いているのです。全国のしのさんふぁんの皆さん、ごめんなさい。

 

 さて、なんでこんなふうに乱入したかというと、今日はまずまず日記に書くような事があったからなのだ。それはですね、この時期になると働いている方々は様々な御異動があると思うのですが、もしも自分がその立場になったら、ということを同僚と帰宅途中に考えたのです。僕は浅ましくも教員という職業をしているのですが、さて、離任式でなんと言ったらインパクトがあるか。まぁそんな話をしてたわけです、中年2名が車という密室で。そうなると自然と話が飲み屋のバカ話めいてくるわけなんですが、結論としては(というかここは前フリなのでその「離任式でのセリフ」というのはこの一つしか出なかったのですが)、「えー皆さん、3年間ありがとうございました。僕は、授業中、いつも、勃起してました。繰り返します。勃起してました。これからもお元気で。」というひじょ~~~~にくだらないもんなんですが、ここまでは前フリなんだってば。本当には言わんよ。

 

 さてそこからこの、「勃起」という言葉について考察したわけです。皆さんも、今、おそらくお一人でコンピュータの画面を覗いていらっしゃるかと思いますが、一度発音してみてください、「勃起」。どうですか?何がどうですかかというと、男性のあれがああいった状態を呈するのを表すのに、他に幾らでも言葉あるのになぜに、これほどまでに、音素上、バッチリな言葉を当てたのか。ここが問題なわけです。「ボッ」という破裂音と「キ」という擦音の微妙な組み合わせ。あたかも何か得体の知れないしかし異論を挟む余地のないも力強いものの出現。それを見事に表現しているのではないか。これが意味的に同様な「直立」等では、やはり音としては弱い。いかようにして「勃起」という、言語的な意味と音声的に適切な調和を生み出す語がこの世に創造されたのか。決して漢字を当てた、というだけでは済まされない奥深いものがあるのではないだろうか、という結論で、俺は彼を駅で降ろした。推敲しません。めちゃめちゃでゴメンネ。

  

 さてこれまで我々は、現象に割り当てられた語句の発音によって生ずる、その現象自体を想起させる現象について考察しているわけなのだが、簡単に言うと下ネタもしくは駄洒落である。世の中のおとっぁんが会社帰りのキャバクラでおねいちゃんに受けようと必死に話を考えているのとさして相違がない。

 

 その基本事項を確認した上でさらに我々は「挿入」という語の持つ、発音の現象そのものに対する描写性を考えていきたい。まず、そんなにかしこまって画面をにらんでないで、この語を発音してみていただきたい。「挿・入」。いかがだろうか。いかがかって言われても何がいかがなものかとほとほと困り果てるわけなのですが、よーするにその語を発声してどんなふうにその現象を想起するのかというと、「そう」であてがうわけです。狙いを定めて、置くわけだよね。ちょん、とさ。そして「にゅう」で文字通り、インサートなのです。にゅうとね。そういった一連の流れを、この語の発音は含有していると。そういうわけなのです。どう考えてもこの現象にこの語を割り当てた方は、まず、「そう・にゅう」という事の成り行きを考えた上で、それぞれに「挿」と「入」という発音の合った、漢字そのものの意味としてもそれぞれ適しているこの2つの文字を割り当てた、と。俺はそう考えるね。いや、そう考えるしかないよね。そうとしか考えられない。他の考え方をする人の気が知れないよね。よーするに、何が言いいたいのかというと、今日はちょっと時間がないのでこのぐらいのライトなネタで勘弁な、ということなんです。最近、下方面に恐るべき勢いで針の触れているこの日記(私の日だけですが)、さらに話が何となく生々しくてヤな感じですが(そして甚六さんの書いている内容と全く噛み合っていない)、今度こそ、今度こそは、ちゃんとやりますのでゴメンネ。というわけでまた明日。パパはいつも約束を破る。(3点)

 

 

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