Symptom 20160822(お萩)

 

 

結局今日も俺はただ、寝ころんで奇跡が起こるのを待っている。待ちながら、自分の無能さに呆れている。天分もない。オーラなんてない。カリスマなわきゃない。ただもう、天井を眺めながら世界が変わるのを待っている。時間だけが過ぎる。惰性に流される毎日。日々は刻々と過ぎ「やるべきリスト」も全く更新できない。むしろ、こんなにもやるべきことがあることに気づき、ひどく、疲れる。どうやったら勝ちでどうすれば負けなのか。どうやったら前進したことになるのか。どこに置いてあるのか分からないタイマーが、おかしな時間に「ピピッ」と鳴る。もういい加減にしてくれよ、とつぶやいてみる。