皆さんご存知でしょうけど「写ルンです」って(あっでもこのデジカメ全盛期において、もしかしたらフィルムカメラを触ったことがない人ってのもいるのかもしれませんね、しばらく前ですが弟子にLC-Aを貸して「現像代出してやるからなんか撮ってこい」と言ったら、「師匠、これ、撮った画像はどうやって確認するんですか!?」なんて素っ頓狂なことを抜かしやがりました)、本体が相当軽いんですよね。
軽いとどうなるかってーと、右手側にシャッターボタンがありますよね、これ、押すとき当然ですが力を加えるわけです。そうするとですね、撮った時は気づかないんですけれどボタンを押すときに意外と本体も傾いちゃってるんですよね。
まあ傾くってったってほんのちょっと、1~3度ほどなんですけどね、そんで上の写真。これは角度を1度直しています。元の写真だとどうなっているかというとそれが下の写真です。
【修正前】
どうでしょう、この画面全体からみなぎる不安感。
私は基本的に撮影した写真をパソコンで修正しないのですが、今回「写ルンです」の画像をアップするにあたりこの傾きの修正は行いました。この修正前の写真、「反時計回りに1度」に傾けています。そして傾けてできる余白の部分を切り取って最初の画像になっているわけです。
もう一枚、修正後と修正前を。
【修正後】
そして、一枚目と同様に「反時計回りに1度」の傾きを修正する前の写真です。
【修正前】
こんな感じです。この姉歯建築感。1度の傾きって結構大きいですよね。特にこの写真は水平線の数が多いのでより、そう感じさせます。
もう一組、最後の写真を見てください。
【修正後】
修正前の写真はこうです。
【修正前】
ええ、もちろん冗談です。カメラはしっかりと持ちましょう。
あっそうだ、忘れてた。「街を歩く」の篠さんはこの傾きの使い方が素晴らしいです。アーカイブ最新版をご覧ください。